2009.10.01 THU
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昨夜、2年ぶりのクライマックスシリーズ進出が決定したソフトバンク。今日から10月に入り、1勝1敗のタイで迎えた楽天4連戦の第3戦。0.5ゲーム差で迫りくる3位・楽天を振り切り、2位死守へ何としても勝ち星を掴みたいところです。
その試合で、1回を三者凡退と素晴らしい立ち上がりを見せた先発のホールトンでしたが、続く2回に1死2塁からリンデンにタイムリー2塁打を打たれ、楽天に1点の先制を許してしまいます。
しかし先制された直後の3回、ここで田上が楽天先発・藤原の初球を一振り。打球はそのままレフトスタンドへ飛び込み、同点に追いつく第25号ソロ。ソフトバンク、女房役・田上の一発ですぐさま試合を振り出しに戻します。
ところがその裏、ホールトンが鉄平に勝ち越しの第10号ソロを浴びてしまい、再び1点のビハインド。それでも5回、ソフトバンク打線が爆発。先頭・多村の四球と長谷川のヒット、更に川崎の死球で1死満塁のチャンスを作ると、松田が低めのストレートを捕らえレフト前へタイムリー。これで同点に追いつき、なおも満塁から続く本多が左中間へ勝ち越しとなるエンタイトル2点タイムリー2塁打。ソフトバンク、打線をしっかり繋ぎ、この回一挙3得点で逆転に成功します。
2点リードと変わったその後、ホールトンは5回に2死満塁、6回には2死3塁1塁と再三のピンチを背負いながらも、ここを気迫でねじ伏せ、無失点の力投。我慢強い投球を続け、リードを守るホールトン。しかし7回、2死2塁1塁から草野・リンデンに連続タイムリーを打たれ、この回計3失点。終盤で楽天打線の粘りの猛攻に捕まってしまい、逆転を許してしまいます。
ならば、もう一度攻撃の態勢を整え、何とか試合をひっくり返したいソフトバンク。1点を追う9回、1死から松中が低めの球に食らいつき、意地のライト前ヒットで出塁すると、松中に代わって代走に入った城所の盗塁と相手ワイルドピッチで1死3塁。ここで一本が出れば、同点のチャンス。しかし後続が倒れてしまい、あと一歩のところで追いつくことが出来ず。悔しい1点差負けで楽天に連敗を喫してしまいました。
最後まで勝利への執念を見せるも、それも実らなかったソフトバンク。これで楽天との今シーズンの対戦成績は10勝13敗。楽天戦・今季負け越しが決まってしまい、更に5月30日以来の3位へと転落してしまいました。
それでも、打っては松中が3安打・猛打賞と気を吐き、手負いの主砲がチームを鼓舞する活躍を見せています。
逆転優勝の可能性も限りなく小さくなり、明日は楽天との今季最終戦。必ず白星で締めくくり、すぐにでも2位を奪還したいソフトバンク。この苦境を力に変え、残り3試合・全勝へ不屈の闘志を燃やしたいものです。

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