2009.10.06 TUE
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今シーズンも残り2試合となったソフトバンク。今日は、本拠地・ヤフードームにオリックスを迎えたホーム最終戦。集まった大勢のファンのためにも、必ず快勝で飾りたいところです。
その試合の先発は、チームトップの15勝を挙げているエース杉内。しかしその杉内は1回、エラー絡みで2死2塁となると、後藤にセンター前へタイムリー。オリックスに1点の先制を許してしまった杉内、更に続く2回にも1死3塁2塁のピンチ。ここで岡田をショートゴロに打ち取るも、川崎のバックホームがわずかに逸れてしまい、これがタイムリーエラー。ソフトバンク、序盤で2点を追う展開となってしまいます。
しかし直後の2回裏、長谷川の内野安打と松田のセンターオーバーの2塁打で1死3塁2塁。すぐさま反撃のチャンスを作りますが、ここはオリックス先発・近藤に後続が抑えられてしまい、得点ならず。するとその後の3・4・5回は三者凡退。なかなか近藤を攻略することが出来ぬまま、試合は後半へと入ります。
一方、その後しっかり立て直した杉内は、要所を締める力投。3回以降、オリックス打線に追加点を許さず、粘り強く味方の反撃を待ち続けます。
この杉内の気持ちに応えたい打線。しかし、6回に1死2塁1塁、また7回には2死3塁と得点のチャンスを作るも、あと一本が出ず、近藤の前に8回まで無得点。ホームが遠く、2点差をはね返すことが出来ません。
それでも、打線の援護なくとも我慢強いピッチングを続ける杉内。徐々に本来の投球が戻り、5回以降は毎回奪三振で、オリックス打線を寄せ付けず。まさにエースの力投を見せつけ、9回を投げ抜きます。
チームの逆転勝利を信じて投げ続けた杉内、更に応援してくれているファンのためにも、このままでは絶対に終われないソフトバンク。しかし、同点・更に逆転サヨナラを狙った9回裏の攻撃も、2番手・金子の前に無念の三者凡退。最後まで打線が機能しなかったソフトバンク、杉内の力投も報われず、悔しい完封負けでホーム最終戦を白星で飾ることが出来ませんでした。
しかし杉内は勝ち星こそ付かなかったものの、9回を投げ抜き2ケタ・11奪三振の好投。更に7回には先頭打者の坂口を三振に仕留め、2年連続のシーズン200奪三振を記録。
また今日、他球場で2位の楽天が敗れ、首位・日本ハムがサヨナラ勝ち。これで日本ハムのリーグ優勝が決定した2009年ペナントレース。ソフトバンクは、オリックスとの今季対戦を11勝13敗で終え、ホームで今季40勝28敗4分の好成績。残るは11日、Kスタ宮城で楽天との今季最終戦となった1試合。全員野球でソフトバンクの底力を見せつけ、勝利で有終の美を飾り、そして短期決戦のクライマックスシリーズへと弾みをつけたいものです。

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