2009.10.16 FRI
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ついに今日から、日本シリーズの出場権を賭けたクライマックスシリーズが開幕。ソフトバンクは、Kスタ宮城で楽天との第1ステージを迎えます。
その第1戦の先発は、パ・リーグの今シーズン・最多奪三振と最高勝率の2冠に輝いたエース・杉内。その杉内と楽天先発・岩隈とのエース対決となった試合。まずは先手を取りたいソフトバンクでしたが、杉内が1回からまさかの乱調となり、1番・高須にクライマックスシリーズ第1号となる先頭打者アーチ。更に2死1塁からセギノールにも1号2ランを食らい、この回いきなりの3失点。楽天に先制を許す厳しい立ち上がりも、ここから立て直したい杉内。しかし3回にも、鉄平にタイムリー2塁打を打たれ、1死3塁2塁からセギノールに犠牲フライ、中島にも1号2ランを浴びてしまい、更にこの回4失点。序盤で7点差をつけられる苦しい展開となり、杉内は本来の投球を取り戻せず、3回途中で降板してしまいます。
しかし続く4回。意地を見せるソフトバンク打線は、川崎・松田の連打から、続く小久保の四球で1死満塁のチャンス。ここでオーティズのセンター前タイムリーで2点を返すと、2死3塁2塁から田上の速いゴロを2塁手・高須が弾き、タイムリーエラー。これで更に2点を奪い、この回一挙4得点。7点あった点差を、一気に3点差まで縮めます。
これで反撃ムードが高まったソフトバンク。2番手・大隣が直後の4回裏を3人で片付けると、打線は続く5回に先頭・吉川のヒットから1死2塁1塁。ここでクリーンナップを迎えますが、3番・松田、4番・小久保が無念の連続三振とチャンスを逃してしまいます。
それでも、大隣が5回をきっちり三者凡退。ところが6回、エラー絡みで1死3塁のピンチを背負い、草野にタイムリー。代わった3番手・藤岡も2点を失い、この回計3点を加えられると、続く7回には5番手・佐藤が山崎武にレフトスタンドへ第1号ソロ。勢いに乗った楽天の猛攻の前に、終盤で再び7点差となってしまいます。
絶対に負けられない短期決戦。何とか流れを変えたいソフトバンクでしたが、後半に調子を上げてきた岩隈を攻略出来ず、9回2死から田上が意地のヒットを放つも、反撃はここまで。一度掴みかけた流れを逃してしまい、クライマックスシリーズ・第1ステージの初戦で、痛恨の大敗を喫してしまいました。
これで後がなくなってしまったソフトバンク。しかし、ここからが本当の勝負。明日は諦めない強い気持ち、そして今まで積み重ねてきた事すべてを爆発させ、全員野球で第2ステージ進出へ逆王手をかけたいものです。

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