2010.04.16 FRI
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前カードを勝ち越し、再び3位に浮上したソフトバンクは、今日から本拠地・ヤフードームに楽天を迎えての3連戦。まずは、きっちり初戦を白星で飾りたいところです。
その試合の先発は前回登板で完封勝利を挙げたエース・杉内。しかし、その杉内は1回に無死3塁1塁のピンチを背負うと、高須の2塁ゴロの間に1失点。立ち上がりに苦しみ、楽天に先制点を許してしまいます。
それでも2回、ソフトバンク打線が反撃。先頭・小久保のヒットなどで無死2塁1塁とすると、李ボム浩の3塁手を強襲するゴロがエラーを誘い、1点。これで同点に追いつくと、更に2死2塁1塁から、山崎がセンター前へポトリと落ちる2点タイムリー2塁打。この回計3点を奪い、一気に逆転に成功します。これで勢いに乗った打線は続く3回にも、1死3塁から小久保のショートゴロの間に1点を追加。楽天を突き放し、序盤で3点のリードとします。
更に打線は中盤に入った5回。この回の先頭は山崎。その山崎の放った打球はぐんぐん伸び、そのまま左中間スタンドへ嬉しい今季初アーチ。実に2006年5月20日以来となる4年ぶりのホームランで4点差とします。更にこの回、オーティズのセンター前タイムリーで6点目を入れたソフトバンク、大量5点リードと主導権を握ったまま前半を折り返します。
すると、後半に入ってもまだまだ止まらない打線。6回に松田の犠牲フライで1点追加すると、2死2塁のチャンスでまたも山崎がライト線ギリギリに落ちるタイムリーで更に1点。7回には今度は多村がタイムリーを放ち、トドメの9点目。ソフトバンク、5・6・7回と3イニング連続で得点を重ね、8点リードを奪い試合を決定づけます。
一方、杉内は1回に1点こそ失うも、その後は徐々に本来の投球リズムを取り戻し、楽天に流れを渡さぬ見事なピッチング。大量リードにも慎重に抑え、2回以降ゼロ行進。杉内は球数が多くなり、8回を投げ終えたところで降板しますが、9回を代わった2番手・小椋が今季初登板ながらも、しっかり三者凡退。エース・杉内の好投と好調打線の爆発で快勝したソフトバンク、チームはこれで2連勝となり、貯金を今季最多タイの「2」としました。
杉内は8回を9奪三振・1失点・137球の熱投で、リーグトップの4勝目。打線は2ケタ・11安打で9得点。中でも、山崎がヤフードーム初本塁打を含む3安打・猛打賞で4打点の大活躍と、正捕手争いへ打撃で猛アピール。また川崎も1安打を放ち、これで15試合連続安打。
まずは楽天3連戦の初戦を勝利し、しっかり3位をキープしたソフトバンク。チームの勢いは上々。このまま連勝を伸ばし、一気に大型連勝へと繋げていきたいところです。

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