2010.04.20 TUE
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ソフトバンク、今日から1.5ゲーム差で追う2位・西武を迎えての3連戦。3カード連続の勝ち越し、そして2位奪取へ向け、絶対に初戦を白星で飾りたいものです。
ところがその試合で、ソフトバンク先発・ホールトンが不安定な立ち上がり。1回に中村のタイムリー3塁打で西武に1点を先制されると、リズムに乗り切れないホールトンは続く2回にも、高山・石井義の連続2塁打で1失点。ソフトバンク、序盤で2点ビハインドとなってしまいます。
それでもホールトンは尻上がりに調子を上げていき、3・4・5回の3イニングを3人ずつで終わらせ、徐々に本来の投球を取り戻します。
しかし一方の打線が、西武先発・岸をなかなか打ち崩せず沈黙。緩急を巧みに使う投球の前に、5回までまさかのノーヒットと、攻略の糸口を見つけられぬまま、前半を折り返してしまいます。
しかし6回、先頭・長谷川のチーム初ヒットから、チャンスを広げ1死2塁1塁。ここは後続が倒れ得点ならずも、これで岸攻略のキッカケを掴んだソフトバンクは続く7回、先頭・小久保の2塁打と多村の死球などで1死3塁1塁。このチャンスに打席の松田が7球ファウルで粘った11球目に食らいつき、レフト前へ執念のタイムリー。1点を返したソフトバンク、ついに岸を捕らえ1点差に詰め寄ります。
直後の8回、好投を続けていたホールトンを降ろし継投に出たソフトバンク。ところが、その中継ぎ陣がまさかの崩壊。2番手・甲藤が1死満塁のピンチを招くと、代わった3番手・三瀬がブラウンにタイムリーを打たれ1失点。更に4番手の水田も勢いを止められず4点を失い、反撃ムードも虚しくこの回痛恨の計5失点。続く9回には5番手・藤岡も1点を奪われ、終盤で大量7点のビハインド。
粘りを見せたい打線は、9回裏に多村のセンターバックスクリーン右に飛び込む第3号ソロで何とか一矢報いますが、時すでに遅し。終盤の大量失点が響いたソフトバンク、西武3連戦の初戦で大敗を喫してしまいました。
それでも打っては、川崎が18試合連続ヒットとしっかり好調を維持し、自己最多記録を更新。
これでオリックスに勝率で抜かれ、4位に後退してしまったソフトバンク。明日は北九州市民球場に場所を移して西武との第2戦。気持ちを切り替え、まずは今カード1勝1敗のタイに戻したいものです。

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