2010.04.22 THU
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北九州での戦いを白星で飾り、再びヤフードームへ戻ってきたソフトバンク。今日はカード勝ち越しを懸けた西武3連戦の最終戦。
その試合でソフトバンクの先発は、2年ぶりの自身4連勝を狙う和田。その和田は立ち上がりの1回、栗山のタイムリーで1点を先制されると、中村・高山にもタイムリーを浴び、いきなり3失点。しかし直後の裏、ソフトバンクは1死3塁から松田のショートゴロの間に1点を返すと、続く小久保が左中間スタンドへ第3号ソロアーチ。苦しむ和田を打線が助け、すぐさま1点差に詰め寄ります。
すると和田は、2・3回をテンポ良く2イニング連続の三者凡退。ところが本来の投球を取り戻したかと思われた4回、1死満塁のピンチを背負うと、細川に走者一掃の3点タイムリー2塁打を打たれ、リードを4点に広げられてしまいます。
しかし5回裏、またも打線が和田を援護。本多のヒットから2死3塁1塁のチャンスを作り、まずは多村が左中間フェンス最上部を直撃する2点タイムリー2塁打。これで2点差に迫ると、今度は続く李ボム浩がレフトスタンドへ第2号2ランを放ち同点。ソフトバンク、2死から一挙4点のビッグイニングを作り、前半のうちに試合を振り出しに戻します。
ところが7回、和田がブラウンのタイムリーで西武に1点を勝ち越されると、代わった2番手・藤岡が2死満塁のピンチを招き、3番手・甲藤が痛恨の押し出し死球で更に1点。9回には、4番手・神内も3本のタイムリーで計3点を失い、終盤で重い5点差となってしまいます。
それでも意地を見せたい9回裏の攻撃。この回先頭の川崎が、連続試合安打を「20」に伸ばすヒットと盗塁でチャンスメイク。チームを引っ張る若武者が気迫を見せるも、しかし後続が凡退。ソフトバンク、一度は追いつく打線の粘りも、投手陣が踏ん張りきれず痛い敗戦。チームは3カードぶりの負け越しとなり、対西武戦も2カード連続の負け越しとなってしまいました。
しかし敗れはしたものの、ホームランを放った李ボム浩が来日初となる3安打・猛打賞。更にキャプテン・小久保にも、4月8日以来となる一発が飛び出すなど、打線の勢いは上向き。
4位のソフトバンクは、明日から敵地・千葉マリンで4.5ゲーム差・首位・ロッテとの3連戦。ここで今季初の同一カード3連勝で波に乗り、一気に上位・追撃態勢を整えたいところです。

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