2010.04.24 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
4
0
0
0
0
0
0
1
0
0
2
0
0
0
R
H
4
8
3
6

 

ロッテ3連戦の初戦を取ったソフトバンク、同じく千葉マリンスタジアムで臨んだ第2戦。ここでしっかり連勝を決め、一気に波に乗っていきたいところです。
その試合の先発は2002年8月4日の西武戦以来、実に8年ぶりの先発マウンドとなる小椋。その小椋は1・2回を無失点に抑えるものの、続く3回に味方のエラーから1死3塁のピンチ。ここで打席の井口をショートゴロに打ち取りますが、捕球した川崎のホーム返球がフィルダースチョイスとなり、3塁ランナーが生還。ソフトバンク、守備が上手く噛み合わず、ロッテに1点を先制されてしまいます。しかし小椋はその後2死満塁のピンチを気迫で切り抜けると、4回も2死満塁を凌ぐ力投。熱のこもったピッチングでロッテ打線を封じ込めます。
すると5回、全力投球を続ける小椋に打線が応え、先頭の多村が左中間スタンドへ第4号ソロを叩き込み、まずは同点。更にこれを口火に2死満塁のチャンスを作ると、本多が左中間を深々と破る走者一掃の3点タイムリー3塁打。ソフトバンク、この回計4点のビッグイニングで、前半のうちに逆転に成功します。
これで3点のリードを貰った小椋は、直後の5回裏を3人できっちり終わらせ、勝利投手の権利を得て後を中継ぎ陣に託します。しかし6回、2番手・攝津が制球に苦しみ、タイムリー内野安打などで計2失点。磐石で臨んだ継投策も、1点差に詰め寄られてしまいます。
それでも、ソフトバンクの1点リードで迎えた終盤戦。7・8回を3番手・ファルケンボーグが無失点の好リリーフを見せると、そのまま迎えた9回は守護神・馬原が登板。その馬原は2死からピンチを招くも、最後は後続をキレのあるフォークで打ち取り、シャットアウト。ソフトバンク、追い上げるロッテを振り払い、見事1点差ゲームの接戦をモノにしました。
投げては、5回・2安打・1失点の力投を見せた小椋が、プロ入り12年目にして掴んだ念願の先発初白星。またチャンスに繋がった打線。川崎の連続試合安打は「21」で止まってしまうも、多村が本塁打を含む2安打で10試合連続安打。更に長谷川が3安打・猛打賞、調子を上げてきた本多も2安打・3打点と、打線の勢いに全く死角無し。
今日オリックスが西武に敗れたため、ソフトバンクはこれで単独3位に浮上し、貯金も今季最多の「3」。首位・ロッテに連勝した勢いで明日も勝利し、チームは今季初の同一カード3連勝を狙います。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート