2010.05.03 MON
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連勝が「5」で止まってしまうも、ここから再び大型連勝を作っていきたいソフトバンク。今日から9連戦の最後のカードとなるオリックス3連戦に臨みます。
神戸・スカイマークスタジアムで行われたその初戦。ソフトバンクはプロ3年目の岩崎が今季初先発。するとその岩崎を早めに援護したい打線が、1回から爆発。まずは本多が2塁打を放ち、オーティズがセンター前にタイムリー。これで1点を先制すると、更に続く小久保が左中間スタンドに第8号2ラン。いきなり3点と、岩崎に大きな援護点をプレゼントします。
幸先のいいスタートを切ったソフトバンク。リードを貰った岩崎が2回を1失点で凌ぐと、直後の3回に再び打線が多村のタイムリーで1点。すぐにリードを3点に戻し、試合の流れを引き戻します。
しかしリズムを掴みかけた4回。岩崎が2死からT-岡田を四球で歩かせると、続くラロッカの第7号2ランで1点差に詰め寄られてしまいます。それでも強い気持ちで力投を続ける岩崎は、前半5回を1点リードで投げ抜き、マウンドを中継ぎ陣に託します。
しかしリードを守るべく継投に入った6回、2番手・甲藤が要所で踏ん張りきれず、日高に同点タイムリー。試合を振り出しに戻されてしまったソフトバンク。しかし7回に3番手・攝津が安定感抜群の好リリーフ。これで流れを呼び込むと、8回に打線が再び爆発。無死2塁1塁からダブルプレーで一度はチャンスを潰してしまうも、ここから多村のヒットで繋ぎ2死2塁1塁のチャンス。ここで松田がレフト線へ勝ち越しのタイムリー2塁打を放つと、更に長谷川・柴原も連続タイムリー2塁打。この回、2死からの4連打で一挙4得点を奪い、オリックスを一気に突き放します。
すると続く9回も打線の勢いは止まらず、先頭の川崎・本多・オーティズ・小久保の4連打と城所の犠牲フライで計3得点。大量7点リードで完全に試合を決めてしまったソフトバンク、最後は5番手・神内がビシッと三者凡退。打線は今季最多の17安打、更に今季4度目の先発全員安打で計11得点を挙げ、オリックス3連戦の初戦を快勝で飾りました。
勝利への流れを作った3番手・攝津に今季2勝目。先発の岩崎は、5回を5安打・4奪三振・3失点。プロ初勝利はおあずけになるも、次回登板に期待が持てる投球内容。更にキャプテン・小久保が4安打、本多も3安打・猛打賞と打線の勢いは増すばかり。
また今日2位の西武が楽天に敗れたため、チームはこれで単独2位に浮上。オリックス3連戦を白星スタートしたソフトバンク。明日も勢いそのままに勝利を掴み、まずはしっかりと4カード連続の勝ち越しを決めたいものです。

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