2010.05.07 FRI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
0
1
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
R
H
4
10
0
1

 

現在パ・リーグは、上位3チームがゲーム差なしの三つ巴。ソフトバンクは、今日から本拠地・ヤフードームに同率2位で並ぶ西武を迎えての3連戦。この交流戦前・最後のカード、まずは初戦をしっかり白星で飾りたいところです。
その試合は1回、先発の和田が簡単に2死を取るも、中島・中村に連打を浴び1失点。いきなり西武に先制を許してしまいます。リズムに乗り切れない和田は3回にも、2死3塁から中島のタイムリーで1点を追加され、序盤で2点のビハインドとなってしまいます。
それでも4回、初めて西武打線を三者凡退に抑えた和田。これでリズムに乗りたいところでしたが、続く5回に1死2塁1塁から栗山にタイムリーを打たれると、更に1死満塁のピンチで中村にもタイムリー。この回計2点を加えられ、リードを4点に広げられてしまいます。和田は本来の調子を取り戻せぬまま、5回を投げ終えたところで降板。
一方、好調だった打線も西武先発・涌井を捕らえきれず、前半5回をノーヒット。その勢いは影を潜めてしまい、試合はソフトバンク4点ビハインドで後半に突入します。
それでもソフトバンクは6回から登板した2番手の甲藤が、6・7回の2イニングを3人ずつで片付けると、8回には3番手・藤岡が2奪三振の好リリーフ。テンポのいいピッチングで無失点に封じ、西武打線の勢いを食い止めます。
この中継ぎ陣の好投に応えたい打線でしたが、その後も涌井の前に沈黙。緩急を巧みに使った投球に翻弄され、攻略の糸口を掴めぬまま、8回まで無安打が続いてしまいます。
しかし、このままでは終われないソフトバンクは9回。先頭・李ボム浩の振り抜いた打球は、レフトの頭上を越える待望のチーム初ヒット。ようやく出たヒットで勢いにのり、打線を奮起させたいところでしたが、後続が倒れてしまい反撃ならず。ソフトバンク、土壇場9回にノーヒット・ノーランは何とか阻止し一矢報いるも、最後まで涌井を捕らえきれず、無念の完封負けを喫してしまいました。
これで、西武が試合の無かったロッテを抜き首位に浮上し、ソフトバンクは3位に後退。しかし首位・西武とのゲーム差はわずかに「1」。明日・明後日と続く首位攻防戦。この悔しさを糧にまずは好調打線を甦らせ、今日の雪辱を果たしたいものです。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート