2010.05.30 SUN
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1X
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ソフトバンク、昨日の勝利で中日との対戦成績を1勝2敗とし、迎えた今季最終戦。ロード・2連敗の借りを返すべく、必ずホームは連勝でモノにしたいところです。
その試合で、今シーズンなかなか波に乗れない大隣が先発。その大隣は立ち上がりの1回、先頭・荒木からの4連打などで計3失点。ソフトバンク、いきなり3点を追いかける展開となってしまいます。
それでも2回、先頭・多村が四球で出ると、松中のヒットで無死2塁1塁。このチャンスに、ペタジーニが1塁手強襲の内野安打を放ち、2塁ランナー・多村が生還。ぺタジーニのソフトバンク入団後・初安打となるタイムリーで1点を返すと、更に2死2塁1塁から山崎がレフト線へ2点タイムリー。この回一気に3点を返し、早い段階で同点に追いつきます。
すると大隣が直後の3回を三者凡退。しかし、これでリズムに乗っていくかと思われた4回、3連打で1点を失うと、大島のタイムリーで更に1失点。中日に2点を勝ち越され、大隣はこの回で降板となってしまいます。
それでも5回から登板した2番手・藤岡が、6回までの2イニングを無安打と流れを引き寄せる好投。するとその裏、先頭・ぺタジーニと代打・森本の連打などで2死3塁2塁とし、川崎がセンター前へ同点の2点タイムリー。
ソフトバンク、再び振り出しに戻し、試合は両チーム一歩も譲らぬシーソーゲーム。その後は3番手・甲藤が7・8回を2イニング連続の三者凡退とパーフェクトリリーフを見せ、4番手・攝津も9回を抜群の制球力で三者凡退。中日打線を黙らせ、ソフトバンク・今季5度目の延長戦に突入します。
そして10回を続投した攝津が3人で抑えると、続く11回は5番手・ファルケンボーグが2死から満塁のピンチを招きながらも無失点。すると11回裏、先頭・森本がヒットで出塁し、福田の送りバントなどで2死3塁。ここで川崎の打球はショートの頭上を破り、レフト前へサヨナラタイムリー。歓喜に沸くソフトバンク、4時間を超える手に汗握る熱戦を延長戦の末に制し、今季2度目のサヨナラ勝ち。中継ぎ陣の踏ん張りに打線が勝負強さで応え、これで2連勝。今季・中日戦を2勝2敗のタイで終え、貯金を今季最多タイの「8」としました。
ファルケンボーグに今季2勝目。また勝利の立役者となった川崎は、2安打・3打点の活躍。更に期待のぺタジーニが、2戦目で3安打・猛打賞とチームの勝利に大きく貢献。
5月最後の戦いを劇的勝利で締めくくったソフトバンク。次はホームにヤクルトを迎えての2連戦。ここでも更に勢いに乗り、一気に連勝を伸ばしていきたいものです。

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