2010.06.01 TUE
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2連勝中と波に乗るソフトバンクは、今日から本拠地・ヤフードームにヤクルトを迎えての2連戦。まずは初戦をしっかり白星で飾り、連勝を伸ばしていきたいところです。
その試合でソフトバンクの先発は、リーグトップの8勝を挙げているエース・杉内。しかしその杉内は1回、1死3塁1塁からデントナに犠牲フライ。苦手の立ち上がりに1失点と、ヤクルトに先制を許してしまいます。しかし3回、本多のヒットと盗塁などで1死3塁のチャンスを作ると、オーティズが右中間へタイムリー2塁打。ソフトバンク、序盤のうちに同点に追いつき、試合を振り出しに戻します。
ところが直後の4回、リズムを掴みかけた杉内が相川にタイムリーを打たれ、再び1点のビハインド。それでもその裏、またも打線がすぐさま反撃を開始し、松中・ぺタジーニの連打などで2死3塁2塁のチャンス。ここで川崎が初球を狙い打ちし、レフト線へ流す巧打の2点タイムリー2塁打。これで一気に逆転に成功し、ソフトバンクがついに1点のリードを奪います。
すると杉内はその後の5・6回を無失点に抑え、ヤクルト打線に反撃の隙を与えぬ好投。しかし終盤に入った7回、1死2塁から代打・吉本のタイムリーで同点に追いつかれると、なおも1死2塁で青木には勝ち越しタイムリー。この回まさかの2失点でヤクルトに逆転を許し、杉内はここで降板。
終盤でまたも1点を追う展開となってしまったソフトバンク。それでも8回を、前の回・途中から続投した2番手・甲藤がテンポ良く三者凡退に片付け、反撃へいい流れを作る好リリーフ。しかし、打線はヤクルト投手陣を打ち崩せず、試合は1点ビハインドのまま9回裏。ここでソフトバンクは川崎の内野安打などで2死1塁とし、打席にリーグトップの本塁打を放っているオーティズ。一発出れば逆転サヨナラの期待が高まりますが、しかし結果は惜しくも空振り三振。エース・杉内を立てて臨んだヤクルト2連戦の初戦。ソフトバンク、激しいシーソーゲームもあと一歩のところでモノにできず、悔しい1点差負けを喫してしまいました。
先発の杉内は7回途中を7奪三振の力投も4失点で今季2敗目となり、4月2日以来・約2ヶ月ぶりの黒星。しかし2番手・甲藤は打者6人を無安打に抑える好リリーフで、日に日に安定感を増しています。
連勝が「2」でストップし、6月は黒星スタートとなってしまったソフトバンク。明日はヤクルトとの今季最終戦、必ず勝利で締め、しっかり今日の借りを返したいものです。

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