2010.06.04 FRI
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今日からロード4連戦に入るソフトバンクは、まず敵地・マツダスタジアムで広島との2連戦。しっかり初戦で勝ち星を掴み、勢いに乗っていきたいところです。
その試合は1回、いきなり打線が爆発。先頭・川崎の振り抜いた打球はぐんぐん伸び、そのままライトスタンドに飛び込む第4号ソロ。この先頭打者ホームランで勢いに乗ったソフトバンクは更に2死満塁とし、今季初スタメンの江川が起用に応えるライト前タイムリー。この回、幸先良く2点を先制します。
しかし直後の裏、先発の高橋秀が栗原の犠牲フライで1点を返されてしまい、1点差に。それでも後続を退け、この回を最少失点で切り抜けると、その後の2・3回は危なげない投球で無失点。徐々に調子を上げてきた高橋秀、ところが4回に2死3塁2塁から石井に2点タイムリーを打たれると、スタルツにもセンターオーバーの2点タイムリー2塁打。ソフトバンク、この回痛恨の4失点で逆転を許してしまいます。
それでも3点ビハインドとなった5回、打線がすぐさま反撃開始。先頭・川崎のヒットなどで2死2塁とし、多村がレフトスタンド上段へ第9号2ラン。ソフトバンク、4番に座る多村の豪快な一発で1点差に詰め寄ります。
すると投げては、その裏を前の回から登板した2番手・陽が無失点で乗り切り、6回を3番手の甲藤、7回を今季初の中継ぎ登板となった4番手・大隣がランナーを出しながらもそれぞれ無失点。気迫の継投で広島打線に追加点を与えず、味方の逆転を待ちます。
しかし、この中継ぎ陣の踏ん張りに応えたい打線でしたが、6回以降はノーヒットに抑えられ、1点差のまま9回の攻撃へ突入。ここで何としても逆転したいところでしたが、代打攻勢も及ばず2死。それでも、続く川崎が今日3安打・猛打賞となるヒットで出塁。しかし最後まで粘りを見せたソフトバンクでしたが、後続が倒れてしまい反撃も届かず、広島に1点差の悔しい逆転負けを喫してしまいました。
敗れはしたものの、それでも川崎が先頭打者アーチを含む3安打・猛打賞。更に松中も2安打・マルチヒットと調子は上向き。また、江川が今季初スタメンで嬉しい今季初ヒット・初打点。
ロード4連戦の初戦を落としてしまったソフトバンク、首位に2.5ゲーム差と今がまさに交流戦の踏ん張りどころ。明日は1勝2敗で迎えた広島との今季最終戦。自慢の打線で今季広島戦をタイに持ち込み、交流戦・3連覇へ力を振り絞りたいところです。

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