2010.06.06 SUN
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昨日、今季最多の18安打で広島に快勝したソフトバンクは、今日から熱気に包まれる甲子園球場で阪神との2連戦。今度こそ連勝すべく、まずは初戦でがっちり白星を掴みたいところです。
その試合の先発は、1試合の中継ぎ登板を経て、先発に戻って来た大隣。しかしその大隣は1回、新井のタイムリーで阪神に1点を先制されてしまいます。それでも続くピンチは切り抜け、この回を最少失点で踏ん張ると、その後の2・3回はしっかり無失点と、徐々にリズムを作っていきます。
すると打線は4回、先頭の本多・オーティズの連打などで1死満塁のチャンス。ここで柴原のショートゴロ・併殺崩れの間に1点を奪い、更に相手送球エラーが重なりもう1点。この回計2得点で試合をひっくり返し、一気に逆転に成功します。
1点リードと変わったソフトバンク。しかし大隣が踏ん張りきれず、直後の裏に桜井の第7号ソロで同点に追いつかれてしまうと、続く5回にはマートンにタイムリーを打たれ、阪神に1点を勝ち越されてしまいます。
その後、1点ビハインドのまま味方の反撃を待ちたい大隣でしたが、6回にも1死2塁1塁から久保にタイムリーを許すと、1死3塁2塁から今度は鳥谷に2点タイムリー。4点差となり、代わって2番手の藤岡が登板しますが、その藤岡も阪神の勢いを止められず、マートンのタイムリーなどで更に2点を加えられ、ソフトバンクはこの回計5失点となってしまいます。
試合は、終盤で大量6点差を追いかける苦しい状況。何とか反撃に転じたいソフトバンクでしたが、好調の打線も4回以降は拙攻が響き、阪神先発・久保を打ち崩せず無得点。そして8回に1点を追加され、7点差で迎えた9回の攻撃。意地を見せたいところでしたが、結果は無念の三者凡退。久保に完投を許してしまったソフトバンク、計15安打・9得点と阪神の猛攻の前に、痛い大敗を喫してしまいました。
先発の大隣は今季7敗目を喫し、これで自身6連敗と暗闇から抜け出せず。しかし打っては、オーティズ・多村が2安打・マルチヒットと好調をキープしています。
3カード連続で初戦が取れず、またしても連勝できなかったソフトバンク。明日の阪神との今季最終戦は、敵地・甲子園の勢いに飲まれず、絶対に勝利で締めたいものです。

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