2010.06.07 MON
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ソフトバンク、ナイターの甲子園で迎えた阪神との今季最終戦。そのマウンドに、リーグ単独トップの9勝目へ向け、先発のエース・杉内が登ります。
その試合でソフトバンクは2回、ぺタジーニと明石のヒットなどで2死3塁2塁とすると、続く山崎が敬遠で歩かされ、満塁で打席には杉内。するとその杉内が三遊間をキレイ破るレフト前タイムリー。先発の杉内が自らのバットで、先制点をもぎ取ります。
ところがその裏、守備の乱れから杉内が浅井にタイムリーを許し、同点。それでも直後の3回、オーティズがセンターバックスクリーンへ第17号ソロ。取られてもすぐに取り返し、ソフトバンクが再び1点のリードを奪います。
ここから徐々に調子を上げていきたい杉内でしたが、4回に浅井に第1号・同点ソロを浴びると、続く5回には1死3塁2塁からブラゼルに犠牲フライ。本来の投球を取り戻せず、阪神に逆転を許してしまいます。
後半で1点を追う形となったソフトバンク。ここから反撃に転じたいところでしたが、打線は緩急を使う阪神先発・スタンリッジからチャンスを作ることが出来ず。それでも投げては、杉内がしっかり試合を作るエースらしい粘りの投球。そして7回、その杉内の後を継いだ2番手・甲藤がテンポ良く打ち取り、流れを呼び込む好リリーフ。
すると試合は8回、先頭・オーティズの2塁打から2死3塁のチャンスを作り、長谷川が阪神の2番手・藤川球からピッチャー強襲のタイムリー内野安打。長谷川の1軍復帰後・初ヒットが値千金の同点タイムリーとなり、ついに試合を振り出しに戻します。
そして8・9回を3番手・攝津が抑え、試合はソフトバンク・今季6度目の延長戦。その延長戦、打線は阪神投手陣に対し、無安打と沈黙。それでも10回を4番手・ファルケンボーグ、そして11・12回の2イニングを守護神・馬原が3人で抑える磐石の継投。阪神との今季最終戦・4時間11分の手に汗握る死闘は、延長12回・規定によりソフトバンク・今季2度目の引き分けとなりました。
これで阪神との対戦成績が1勝2敗1分となり、今季交流戦・初のカード負け越し。更に5回に松中が自打球を当てて負傷交代とアクシデントが続くソフトバンク。それでも明石が今季初の3安打・猛打賞、更に長谷川が1軍復帰後・初安打と若い力がチームを活気付けています。
ソフトバンク、次は9日から横浜とのホーム2連戦。この若いパワーをヤフードームのファンの前で爆発させ、チームを勝利に導きたいものです。

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