2010.06.09 WED
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ロード4連戦を終えたソフトバンクは、本拠地・ヤフードームに戻り横浜との2連戦。ホームで連勝を飾り、ここから交流戦のラストスパートをかけたいところです。
そのカード初戦となった大事な試合は、1回からソフトバンク打線が爆発。まずは先頭・川崎が死球で出塁し、盗塁と相手悪送球エラーが重なり2死3塁。その後満塁までチャンスを広げると、ペタジーニがセンター前へ2点タイムリーを放ち、続く長谷川もレフト前へタイムリー。2アウトから打線を繋ぎ、幸先良く3点を先制します。
一方、3点の援護を貰った先発・小椋は、3回に初ヒットこそ許すものの、後続を冷静に退け無失点。序盤3回を1安打の好投で横浜打線を寄せ付けません。しかしリズムを掴みかけた4回、村田の第10号ソロで1点を返されると、小椋は6回に1死3塁2塁のピンチを招いてしまい、無念の降板。ここで何とか踏ん張りたいところでしたが、代わって登板した2番手・甲藤がカスティーヨに同点の2点タイムリー。継投策も実らず、横浜に追いつかれてしまいます。
試合を振り出しに戻され、迎えた終盤。何とか接戦をモノにしたいソフトバンクは、8回を3番手・攝津が三者凡退の好リリーフを見せると、続く9回を4番手・ファルケンボーグが3人で終わらせ、チームにいい流れを呼び込みます。
そしてサヨナラを狙う9回裏の攻撃で、先頭の川崎がヒットで出塁し、続く本多の送りバントなどで2死3塁1塁の大チャンス。しかしここで打席の多村がレフトフライに倒れてしまい、ソフトバンクは今季7度目の延長戦に突入します。
7日の阪神戦に続き、2試合連続となった延長戦。10回を5番手・馬原が3人でねじ伏せると、迎えた裏の攻撃。先頭のペタジーニが高めのストレートをフルスイングし、そのままセンターバックスクリーン右へ突き刺さる第1号。待ちに待ったペタジーニのソフトバンク・初アーチが貴重なサヨナラ弾となり、横浜2連戦の初戦を劇的勝利で飾りました。
これでチームは今季3度目のサヨナラ勝ちを収め、馬原に今季2勝目。また打ってはペタジーニが待望の第1号ソロを含む3安打・猛打賞。先制タイムリーに続き決勝弾と、チーム4得点中3打点を叩き出したペタジーニの活躍から、ますます目が離せません。
2試合連続の延長戦も、今日はサヨナラ勝利を飾ったソフトバンク。交流戦も残り4試合となり、首位・西武に3ゲーム差の7位。上位チームも勝利し3連覇へ厳しい状況となるも、残り全勝で最後までかすかな望みを繋げたいものです。

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