2010.06.10 THU
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昨日はペタジーニの一発で劇的・サヨナラ勝利を飾ったソフトバンク。今日もヤフードームで、1勝1敗で迎えた横浜との第3回戦。
その試合は、育成枠から今年3月に支配下登録された山田がプロ初登板で初先発。しかし1回、その山田は先頭打者を三振に仕留めるも、制球の乱れから1死満塁のピンチ。ここでスレッジへの押し出し死球で1点を与えてしまうと、続く金城にも2点タイムリー。緊張のマウンドは、いきなり3点を先制される苦しい立ち上がりとなってしまいます。
ところが直後の裏に、ソフトバンク打線がすぐさま援護。川崎・本多の連打とオーティズの四球などで1死満塁のチャンスを作り、多村がレフト前へ2点タイムリーを放つと、続くペタジーニもライト線へタイムリー。すぐさま同点に追いつき、更に1死3塁1塁から長谷川の1塁ゴロの間に1点を加え、今度は山崎がライト線へタイムリー2塁打。ソフトバンク、この回打者一巡の猛攻で計5点を奪い、一気に逆転に成功します。
味方の後押しを受け、2点のリードを貰った山田。続く2回を3人で仕留めると、徐々に調子を上げていき、3・4回も3人ずつでピシャリ。自分の投球を取り戻し好投を続けると、その後5回のピンチを凌ぎ、勝利投手の権利を獲得。
そして後半に入り、6回も続投。この回を3人で片付けた山田は、リードを保ったままマウンドを降ります。そして7回に満を持して2番手・攝津が登板。ところがその攝津が内川に2死3塁2塁から痛恨の2点タイムリー。あと一歩のところで凌げず、同点となってしまいます。
磐石で臨んだ継投策も実らず、先発・山田の勝ちがなくなってしまったソフトバンク。それでも取られたら取り返す打線が、直後のラッキー7の攻撃でまたも大爆発。まずは本多・オーティズ・松中の3連打で1点を勝ち越すと、ペタジーニ・山崎のタイムリーで更に4点を加え、この回再び計5点を奪うビッグイニング。一気に横浜を突き放し、大量5点のリードを奪うと、8回を3番手・ファルケンボーグが安定感抜群のリリーフを見せ、9回を4番手・陽がしっかり三者凡退。先発・山田の好投にチーム一丸で応えたソフトバンク、逆転した後一度は追いつかれるも、終盤の猛打爆発で快勝し、横浜2連戦を見事連勝で飾りました。
プロ入り初登板で初先発となった山田は、6回を4安打・3失点と好投。初勝利はお預けとなるも、先発ローテ入りへ大きな手応えを感じ、今後の更なる飛躍に期待が持てる内容。
また今日の勝利で、交流戦・7位だったチームは一気に首位と2ゲーム差の単独5位へ浮上。3連覇を諦めないソフトバンク、明後日からは巨人との2連戦。可能性がある限り、ここでもただ勝利だけを目指して戦いたいものです。

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