2010.06.15 TUE
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今日で5月12日から始まった交流戦もついにラスト1ゲーム。4連勝中と勢いに乗るソフトバンクは、敵地・横浜スタジアムで雨天中止の振り替え試合となった横浜との今季最終戦。チーム一丸となって、しっかり白星で締めくくりたいところです。
その試合の先発は、自己最多となる4勝目を狙う小椋。その小椋は1回から3回まで毎回ピンチを背負う苦しいピッチングも、粘り強く横浜打線を退け無失点。しかし一方の打線は、横浜先発・加賀を捕らえることが出来ず、序盤3回は両チーム無得点と、一歩も引かぬ試合展開となります。
ところが4回、ここまで踏ん張っていた小椋が2死満塁の大ピンチを招くと、内川にレフトスタンドへ第2号満塁ホームラン。痛恨の一発で横浜に先制を許し、ソフトバンクは4点のビハインドを負ってしまいます。
それでも直後の5回、打線がすぐさま反撃。先頭の代打・柴原が初球を狙い打ちし、ライトスタンド・ポール際へ第3号ソロ。柴原の今季2度目となる代打本塁打で勢いに乗ると、更に2死から多村の完璧に捕らえた当たりは、ライトスタンドへ一直線に飛び込み、3試合連続となる第13号ソロ。この回、柴原・多村の2本のアーチで反撃のノロシを上げ、一気に2点を返します。
これで2点差にまで詰め寄ったソフトバンクは、5回から小椋に代わり2番手・陽が登板。その陽は5回をこの試合初めての三者凡退に封じると、6回も力で押す投球で要所を締め、2イニングを無失点の好リリーフ。更に続く7回には3番手の金澤がキッチリ3人で片付け、中継ぎ陣が追い上げムードを高めていきます。
しかし、打線は横浜投手陣に苦しみ、6回以降はチャンスすら作れず。8回に松中のヒットからランナーを得点圏に進めるも、後続が倒れてしまい、ここでも無得点。するとその裏に、金澤が橋本に一発を打たれてしまい、終盤で苦しい3点差。それでも何とか跳ね返したいところでしたが、最終9回の攻撃は無念の三者凡退。ソフトバンク、交流戦の最後の試合を白星で飾れず、連勝は「4」でストップしてしまいました。
約1ヶ月に及ぶ交流戦。上位をパ・リーグのチームが独占し、我慢の戦いを続けたソフトバンク。今季交流戦を打率.415で12球団・1位と絶好調の多村に、ペタジーニの加入や松中の1軍復帰で厚みを増す打線。また交流戦・無傷の5連勝を挙げた和田やエース・杉内の最多勝コンビの活躍に、「SBM」や甲藤などの中継ぎ陣の安定、更に山田の台頭など、チーム力が試合を重ねるごとに向上し、全24試合の熱き戦いを13勝10敗1分の3位で終了。
18日からリーグ戦が再開し、パ・リーグ3位のソフトバンクは、まず1.5ゲーム差で追う首位・西武との大事な首位攻防3連戦。熾烈なペナントレースを制すべく、最初の関門へと挑みます。

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