2010.06.18 FRI
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交流戦も終わり、今日からパ・リーグが再開。ソフトバンクは、まず1.5ゲーム差で追う首位・西武との3連戦。必ず初戦を白星で飾り、首位奪還へいいスタートを切りたいところです。
その試合で、ソフトバンクは前回登板・プロ初先発で快投を見せた山田が先発。しかしその山田は、2回に2死満塁から片岡に左中間へ走者一掃の3点タイムリー3塁打を打たれると、続く栗山にはセンター前へタイムリー。この回西武打線に捕まってしまい、計4点を先制されてしまいます。
ならば打線がすぐさま反撃し、山田を援護したいところ。しかしチャンスこそ作るものの、あと一歩のところで決定打がなく序盤3回は無得点。西武先発・涌井を攻略できずに、歯がゆい試合展開を強いられます。
一方、3回に3者連続三振と一度は立ち直りのキッカケを見せた山田でしたが、4回に先頭・阿部のヒットから1死2塁のピンチを招いたところで降板。それでも代わってマウンドに登った2番手・金澤が好投し、このピンチを無失点で切り抜けると、続く5回は西武中軸を三者凡退。好リリーフで西武打線の勢いを断ち切ります。
すると円陣を組み、気合いを入れて臨んだ6回。2死からペタジーニが初球のカーブを狙い、右中間スタンドに6月9日以来となる第2号ソロ。ついに1点を返し、逆転へ向けて点差を3点に縮めます。
このまま追い上げムードを高めたいソフトバンク。ところが続く7回は涌井の前に3者連続三振に倒れてしまい、8回には無死3塁1塁のチャンスで三振ゲッツーの拙攻。なかなか攻撃のリズムが作れず、流れを引き寄せることが出来ません。
すると8回、2死からリズムを崩してしまった4番手・陽が、細川に痛すぎる満塁弾。終盤で重い4点を加えられ、7点差の厳しい状況となってしまいます。それでも最後まで戦う姿勢を見せたいところ。しかし9回の攻撃も、2番手・シコースキーの前に三者凡退。ソフトバンク、計7安打を放つも反撃はペタジーニの本塁打による1点止まり。西武の投手陣を打ち崩せず、苦い敗戦を喫してしまいました。
先発の山田は落ち着いたピッチングを見せるも、4回途中・4安打・5奪三振・4失点でプロ初黒星。それでも2番手・金澤が打者5人に対し、無安打・2奪三振の好投。また打っては松中が2安打、更に多村も11試合連続安打と好調をキープ。
西武3連戦の初戦が取れず、リーグ戦再開を白星で飾れなかったソフトバンク。これで首位・西武と2.5ゲーム差に開き、2位・ロッテとは1ゲーム差の3位。まずは明日の第2戦、仕切り直して必ず勝利をもぎ取り、再び西武のシッポを捕まえたいものです。

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