2010.06.20 SUN
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一昨日・昨日と首位・西武に痛い連敗を喫してしまったソフトバンク。連敗ストップへ向け、今日は先発にエース・杉内を立て、西武3連戦の3戦目に挑みます。
その試合は2回、先頭・ペタジーニのヒットから1死2塁1塁のチャンスを作ると、スタメン起用に応えた柴原がセンター前にタイムリー。更に続くチャンスで山崎もタイムリーを放ち、ソフトバンクがまずは計2点を先制します。
ところが立ち上がりから制球に苦しむ杉内が、直後の裏に阿部と栗山のタイムリーで2失点。同点に追いつかれ、試合は振り出しに戻ってしまいます。
それでもエースを援護したい打線は3回、オーティズの犠牲フライで1点をもぎ取ると、2死3塁1塁から柴原がライト線を破るタイムリー2塁打。打線を活気づける柴原の2打席連続タイムリーなどですぐに勝ち越しに成功し、再び2点のリードを奪います。
しかし杉内の調子がいまひとつ上がらず、またもその裏に2死満塁のピンチを招くと、ここで対した細川に3試合連続となる第6号満塁弾。痛すぎる一発で逆転を許し、ソフトバンクは2点のビハインド。更に先発の杉内は、今季最短の3回・6失点で降板となってしまいます。
何とか流れを引き戻したいソフトバンクは、4回から2番手・金澤、5回途中から3番手・甲藤が登板し、西武の勢いを食い止める好リリーフ。そして7回、更に反撃ムードを作るべく4番手・ファルケンボーグが登板し、簡単に三者凡退。8回には、5番手で攝津がマウンドに上がり、ピンチで無失点投球。味方の反撃を信じ、西武に追加点を許しません。
この投手陣の奮闘に応え、何とか逆転したいソフトバンク打線。ところが、継投に入った西武の中継ぎ陣を攻略できずに、中盤以降・ヒットは7回に放った多村の1本のみ。更に9回、1死から川崎が四球で出るも、後続がダブルプレーに倒れ万事休す。序盤は熾烈な打撃戦を繰り広げるも、その後は両軍無得点。2点差を追いつけなかったソフトバンク、最後まで反撃の糸口を掴めぬまま、西武に逆転負けを喫してしまいました。
これでチームは今季初の同一カード3連敗となり、交流戦・最後の試合から今季最多となる4連敗。首位・西武とのゲーム差も「4.5」に広がってしまったソフトバンク。次はホームで日本ハムとの3連戦。この屈辱を糧に早急にチームを立て直し、勝利で重苦しい雰囲気を振り払いたいものです。

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