2010.06.22 TUE
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
3
0
0
1
0
0
3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
R
H
7
5
0
7

 

波に乗り切れないソフトバンクは、今季最多の4連敗とここが踏ん張りどころ。今日こそ連敗を止めるべく、本拠地・ヤフードームで日本ハム3連戦の初戦を戦います。
しかしその試合は1回、立ち上がりから制球に苦しむ先発・小椋が3四死球で満塁のピンチを招くと、糸井・二岡の連続タイムリーで計3失点。これでいきなり日本ハムに先制点を許してしまうと、小椋は3回にも1死満塁のピンチ。ここは何とか無失点で切り抜けますが、続く4回にまたも満塁のピンチを背負い、稲葉の犠牲フライで1失点。我慢の投球もストライクとボールがはっきりしてしまった小椋は、修正出来ぬまま5回・4安打・4失点・8四死球でマウンドを降ります。
一方、反撃に打って出たいソフトバンク打線。1回に2死2塁、2回にも2死2塁、3回には2死1塁とヒットは出るものの、日本ハム先発の苦手・武田勝の前に抑え込まれ、前半5回は散発3安打で無得点。それでも続く6回、先頭・プロ初スタメンの堂上がセンター前へ嬉しいプロ初ヒット。しかしここでも後続が倒れてしまい、得点に結びつかず重苦しいムードが漂います。
すると7回、前のイニングから好投を続けていた2番手・陽が2死から突如リズムを乱してしまい、3四球で2死満塁。ベンチはたまらず3番手・藤岡をマウンドに送りますが、その藤岡も金子誠に痛恨の走者一掃の3点タイムリー2塁打を許し、終盤で厳しい7点差となってしまいます。
大量得点差となるも、何とか意地を見せたいソフトバンク打線。その裏に先頭の好調・多村がヒット、更に続く8回には堂上と本多の今日2本目となるヒットでチャンスを作るも、打たせて取る武田勝の術中にはまってしまい、またも無得点。1点が遠いソフトバンク、結局計7安打を放つも最後まで武田勝を攻略出来ず、日本ハムに屈辱の完封負けを喫してしまいました。
投打ともに精細を欠き、これで5連敗と危機的状況となってしまったソフトバンク。それでも今日、怪我で戦列を離れていた松田が5月10日以来・早々に1軍復帰を果たし、またプロ初スタメンマスクとなった堂上が2安打を放つなど、状況打開へ明るい材料。
まだまだ長いペナントレース。何よりも勝利が欲しいソフトバンク、気持ちをひとつにまずは明日こそ連敗をストップさせ、上を向いてこの正念場を乗り越えたいところです。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート