2010.06.23 WED
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今季最多の5連敗を喫してしまったソフトバンクは、北九州市民球場に戦いの場を移し、日本ハム3連戦の第2戦。連敗の悪いムードを今日こそ吹き飛ばし、北九州のファンに白星を届けたいところです。
その試合の先発は、4月21日に北九州で勝ち星を挙げている高橋秀。しかし立ち上がりの1回、稲葉と高橋のタイムリーなどで日本ハムに計3点を先制されてしまうと、3回にも1死3塁1塁から内野ゴロの間に1失点。高橋秀は自分のリズムを掴めぬまま、4回途中で降板となってしまいます。ソフトバンクはここから中継ぎ陣が何とか踏ん張りたいところでしたが、ピンチで登板した2番手・金澤も2本のタイムリーと糸井の7号2ランで計5点を失ってしまい、4回表で9点差と非常に苦しい展開を強いられてしまいます。
それでも直後の裏、先頭の松中が初球・高めのストレートを完璧に捕らえ、そのままライトスタンドの場外へ消える第5号ソロ。主砲の気持ちのこもった一発でまずは1点を返すと、続く多村のヒットから、今度はペタジーニがレフトスタンド上段へ突き刺す第3号2ラン。ソフトバンク、松中の反撃のノロシとなる一発にペタジーニも続き、2本のアーチでこの回計3点を返します。
すると3番手・藤岡が5回を三者凡退に仕留め、6・7回も危なげなく無失点。3イニングのロングリリーフにも、安定感のある投球で反撃ムードを更に高めていきます。
これに応え一気に追い上げたい打線でしたが、しかし日本ハムの継投を攻略出来ず、5回以降・8回までの4イニングで生まれたヒットはペタジーニの1本のみ。ソフトバンクは6点のビハインドを縮めることが出来ぬまま、9回を迎えてしまいます。そして何としても意地を見せたい9回裏の攻撃も、先頭・長谷川が四球で出塁しますが、後続が倒れてしまい反撃ならず。ソフトバンク、一度は打線に火が点くも後半の追い上げが見られず、前半の大量失点の前に連敗を止めることは出来ませんでした。
しかし先発陣が崩れてしまう苦しい台所事情にも、3イニングを投げた3番手・藤岡が1安打・5奪三振で無失点の好投。また打っては松中に特大の一発が飛び出し、ペタジーニも3号2ランを含む3安打で今季4度目の猛打賞。更に今日1軍復帰後・初ヒットを放った松田が2安打など、強力打線は徐々に回復の兆し。
長いトンネルを抜け出せず、これでチームは6連敗。もうこれ以上負けられないソフトバンク、是が非でも目の前の勝利をもぎ取るべく、ヤフードームに戻り明日の日本ハム3連戦の最終戦に臨みます。

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