2010.06.25 FRI
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昨夜、ようやく連敗を「6」でストップさせたソフトバンクは、今日から敵地・Kスタ宮城で楽天との3連戦。連敗した分を連勝で取り戻すべく、まずはその初戦を白星発進といきたいところです。
その試合は1回、ソフトバンク打線が楽天先発・岩隈の立ち上がりを攻め、1死3塁1塁のチャンスを作ると、多村がレフト前へタイムリー。なおも1死2塁1塁から、続くペタジーニのセンター前タイムリーで更に1点を加え、幸先良く2点を先制します。
一方、ソフトバンクの先発は、来日初登板・初先発となった注目のダービン。いきなり2点の援護を貰ったダービンは、1回をダブルプレーなどで3人で片付けると、2回には1死2塁1塁の場面をまたもダブルプレー。すると3回に楽天打線をこの試合初の三者凡退に抑え、序盤3回を危なげなく無失点。
しかし続く4回、2死3塁1塁から山崎武に右中間へのエンタイトルタイムリー2塁打。これで1点差に迫られるも、それでも後続を退けリードを守ったダービンは、その後もランナーは出すものの粘り強く要所を締め、6回・1失点の力投で試合を作っていきます。
ところが打線は尻上がりに調子を上げる岩隈から、ヒットは放つも追加点は奪えず。2回以降ホームが遠く、1点リードのまま試合は終盤を迎えます。
その後、継投に入ったソフトバンク。まずは「勝利の方程式」の一角を担う2番手・攝津が7回をキッチリ三者凡退で封じると、続く8回には3番手・ファルケンボーグも3人で黙らせる好リリーフ。安定感抜群のリレーで、楽天打線に反撃の隙を与えません。そして1点リードのまま迎えた9回は、守護神・馬原がマウンドへ。ところが12日間と登板間隔が開いた馬原は、無死2塁のピンチを招いてしまい、ルイーズにライト前へ同点タイムリー。これで試合を振り出しに戻されてしまったソフトバンク、それでも続く1死2塁1塁のサヨナラの大ピンチを切り抜け、試合は今季8度目の延長戦に突入します。
すると直後の延長10回表、楽天3番手・川岸から2死満塁のチャンスを作り、田上がライト線へ貴重な2点タイムリー2塁打。更に川崎もライト線へ2点タイムリー2塁打で続き、この回一挙4点の勝ち越しに成功。そして裏を馬原が今度は無失点に抑えたソフトバンク、決定打に苦しみ延長戦に持ち込まれるも、気持ちを切らさず打線を繋げ、楽天3連戦の初戦を見事白星で飾りました。
投げては、先発・ダービンが勝ち星こそ付かずも6回・4安打・1失点と先発の役目を十分に果たす投球内容。先発陣にとって、そしてチームに新たな戦力がまたひとつ加わりました。打っては、今季6度目となる先発全員安打で8試合ぶりの2ケタ・14安打。中でも長谷川は、5月4日以来の3安打・猛打賞と打撃復調の兆しを見せています。
いい流れを掴み、2連勝を飾ったソフトバンク。明日からもチームを上昇気流に乗せ、一戦一戦を確実に勝利し、更に連勝を伸ばしていきたいところです。

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