2010.06.26 SAT
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6連敗の後に2連勝と、徐々に本来の調子が出てきたソフトバンク。今日はこの流れを加速させるべく、昨日に引き続きKスタ宮城で楽天3連戦の第2戦に挑みます。
その試合でソフトバンクは、先発の和田が立ち上がりの1回を三者凡退で終わらせると、直後の2回に打線が繋がり、ペタジーニの四球と長谷川のライト線を破る2塁打で1死3塁2塁のチャンス。ここで続くオーティズのセンター前タイムリーで1点を奪うと、更に柴原もライト前へ連続タイムリー。ソフトバンクは、3連打でこの回計2点を先制します。
ところが援護を貰った和田が、3回に渡辺直のタイムリー2塁打で1失点。これで楽天に1点差に詰め寄られてしまうも、粘り強く投げる和田は4回からしっかり立て直し、ランナーを許しても要所を押さえるピッチング。味方の好守にも助けられながら、前半5回を4安打・1失点としっかり試合を作っていきます。
そして1点のリードのまま迎えた後半戦。6回も和田がきっちり無失点で終わらせると、ソフトバンクはここから「SBM勝利の方程式」を導入。続く7回をまずは2番手・攝津がビシッと三者凡退に仕留め、8回は3番手・ファルケンボーグが3者連続三振の完璧なリリーフ。安定感抜群の中継ぎ陣が反撃の芽を摘み、9回は満を持してマウンドへ登った守護神・馬原が、昨日の救援失敗のリベンジを果たす圧巻の3者連続三振締め。打線の援護少なくとも、序盤の得点を先発・和田から攝津・ファルケンボーグ・馬原へと繋ぐ磐石の継投策で守り抜いたソフトバンク。楽天との1点差の接戦を見事モノにし、今カード勝ち越しを決めました。
先発の仕事を果たした和田は、6回・5安打・4奪三振・1失点でハーラートップタイの10勝目を飾り、3年ぶり自身6度目の2ケタ勝利。また9回を3者連続三振で片付けた馬原は、今季17セーブ目をマーク。
これで3連勝を決め、今季40勝に到達したソフトバンク。他球場で2位・ロッテが敗れたため、0.5ゲーム差の3位と肉迫。この勢いで上を目指して巻き返しを図るチームは、まず明日の試合で同一カード3連勝、そしてそのまま一気に大型連勝を狙います。

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