2010.06.29 TUE
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波に乗るソフトバンクは、勝率で上回る2位・ロッテにゲーム差なしの3位。今日から敵地・千葉マリンに乗り込み、そのロッテとの直接対決・3連戦に臨みます。
その初戦は2回、ソフトバンクが長谷川・森本の連打で1死3塁1塁のチャンスを作り、続く田上が左中間スタンドに4月14日以来となる第2号3ラン。なおも2死2塁から松田のレフト前タイムリーで更に1点を追加し、この回一挙4点を先制します。これで勢いを掴んだ打線は続く3回にも、四球で出塁した長谷川を1塁に置き、森本がレフトスタンドへ第1号2ラン。森本の嬉しいプロ初アーチで2点を加え、リードを6点に広げます。
一方、ソフトバンクの先発は自身2ケタ・10勝目を狙うエース・杉内。序盤で味方に6点の援護を貰った杉内は、4回に金泰均にリーグトップとなる第18号ソロで1点こそ失うも、それでも後続を黙らせここを最少失点でとどめます。
すると直後の5回、再びソフトバンク打線が大爆発。森本の2点タイムリーと松田・多村の連続タイムリーで計5点を追加すると、今度はオーティズがレフトスタンドへ金泰均に並ぶリーグトップタイの第18号3ラン。なおも攻め立てる打線は、2死1塁から森本・田上の連続タイムリーで更に2点。止まらないソフトバンク、打者14人の猛攻でこの回2ケタ・10得点を挙げ、前半で大量15点のリードを奪います。
打線は攻撃の手を緩めず、続く6回にも松田がレフトスタンドに第7号ソロを突き刺すと、続く柴原はライトスタンドへ2者連続アーチとなる第4号ソロ。更に2死2塁から長谷川のタイムリー2塁打でこの回も計3点を追加し、大量19得点。
投げては杉内が大量リードにも集中力を切らさず、その後の6・7回をテンポ良く三者凡退。緩急を巧みに使い分ける投球でロッテ打線を寄せ付けず、8回にもスコアボードにゼロを刻みます。そして9回は代わった2番手・藤岡が3人でシャットアウト。ソフトバンク、今季7度目の先発全員安打で今季最多の23安打・19得点と打線が大爆発し、一方的な試合展開でロッテ3連戦の初戦を大勝で飾りました。
大暴れした打線の中でも、森本はプロ初アーチを含む4安打で5打点と大活躍。また、投げては先発のエース・杉内が自身4年連続となる2ケタ10勝目を挙げ、ハーラートップに並びました。
これでチームは引き分けを挟み4連勝。ロッテを抜き単独2位に浮上し、首位・西武には3ゲーム差。完全に上昇気流に乗ったソフトバンク、明日もこの勢いのまま今カードの勝ち越しを決め、一気に首位追撃態勢に入りたいところです。

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