2010.07.02 FRI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
4
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
0
0
0
0
R
H
5
7
2
7

 

今日からオリックスとの3連戦を迎えるソフトバンク。今月21日までのホームゲームは、「カチドキレッド」の赤いユニフォームを身にまとい、熱気に包まれたヤフードームで熱い闘いを繰り広げます。
まず今カード初戦を取り連敗を止めたいソフトバンクは、来日初勝利を狙うダービンが先発します。しかしそのダービンは立ち上がりの1回、後藤のタイムリーで1点を先制されてしまいますが、その後の満塁のピンチを切り抜け、何とかこの回を最少失点で食い止めます。ところが続く2回、制球に苦しむダービンは1死3塁2塁から赤田に2点タイムリーを打たれると、カブレラにはセンターバックスリーン右へ第13号2ラン。ソフトバンクはこの回計4点を失い、オリックスに5点差をつけられてしまいます。
それでも直後の2回裏、先頭・多村が11試合連続安打となる2塁打を放つと、続くぺタジーニがオリックス先発・山本のスライダーを捕らえ、ライトスタンド・ポール際に飛び込む第4号2ラン。反撃のノロシを上げ、早い段階で2点を返します。
これで3点差に追い上げたソフトバンクは、ダービンが徐々にリズムを取り戻し、3回から6回までの4イニングをヒット1本に抑える力投。立ち上がりに苦しむもそこから何とか修正し、オリックス打線の勢いを沈黙させます。
すると6回裏、先頭・松田のセンター前ヒットと多村の今日2本目となる2塁打で無死3塁2塁のビッグチャンス。ところがこのチャンスで、後続がオリックスの継投を攻略出来ず無得点で終わってしまうと、続く7回には田上が2塁打を放つも、代わった3番手・古川を捕らえきれず、あと一歩のところで得点を挙げることが出来ません。
そして試合は3回以降・両軍ともに追加点なく、3点ビハインドのまま迎えた9回。ソフトバンクは、4番手の攝津が上位打線を3者連続三振のパーフェクトリリーフでいい流れを作りますが、裏の攻撃は5番手の岸田に抑えられてしまい三者凡退。最後までオリックス投手陣を打ち崩せなかったソフトバンク、序盤の点差をひっくり返せず、カード初戦を白星で飾ることは出来ませんでした。
なかなか波に乗り切れず、これでチームは無念の3連敗。首位・西武と3ゲーム差は変わらずも、2位・ロッテとは2ゲーム差。そして後ろを見れば、4連勝中の4位・オリックスに2ゲーム差と迫られた3位・ソフトバンク。混戦ムードのパ・リーグを勝ち抜くべく、明日こそ連敗を止めて7月攻勢へ流れを変えたいところです。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート