2010.07.06 TUE
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なかなか流れが掴めないソフトバンクは、今日から東京ドームで日本ハムとの3連戦。
是が非でも勝利し、チームを勢いづけたいその初戦。ソフトバンクは1回に内野安打を放った本多が2塁に盗塁を決めると、2死2塁から多村がライト前へタイムリーを放ち、幸先良く1点を先制。
するとその裏、先発の杉内が2死から2塁打を打たれるも、後続を黙らせ無失点。先制した後を抑えると、続く2回は先頭打者を出すもダブルプレーで仕留め、3人でピシャリ。そして、3回に今日初の三者凡退と徐々に調子を上げていく杉内は、キレのあるストレートに得意のチェンジアップを効果的に投げ分け、しっかりと1点のリードを守っていきます。
その杉内を更に援護したい打線は5回、先頭・長谷川のヒットから、田上の四球と川崎のヒットで無死満塁。ここで続く本多の犠牲フライで1点を追加すると、更に多村・ぺタジーニの連続タイムリー。追加点が欲しかったソフトバンク、この回計3点を加え、リードを4点に広げます。
これで打線が勢いに乗ると続く6回にも、2死3塁1塁からオーティズがレフト線へタイムリー2塁打を放ち、続く多村がレフト前へ今日3本目となるタイムリー。そしてこの回のトドメは、主砲・松中がライトスタンド2階席まで運ぶ特大の第6号3ラン。ソフトバンクは2死から計6点を奪う強力打線の猛攻で、中盤で2ケタ10得点。
また杉内は、大量援護にも自分のリズムを崩すことなく淡々と投げ続け、8回まで連打を許すことなく散発6安打・無四球の好投。完全に試合の主導権を掌握し、9回に柴原のタイムリーなどで更に2点を追加したソフトバンク。12点のリードで迎えた9回裏、この回もマウンドに登った杉内は、ヒットと四球で2死2塁1塁のピンチを招くも、最後はチェンジアップで空振り三振。打線は16安打で12得点と大爆発、更に投げてはエース・杉内が4月9日以来・今季2度目の完封勝利。ソフトバンク、投打の歯車がガッチリと噛み合い、日本ハム3連戦の初戦を快勝で飾りました。
先発・杉内は9回を7安打・9奪三振・1四球・132球の熱投、自身2連勝で和田と並びハーラートップタイの11勝目。打線は川崎が4安打の固め打ちで復調。更に中軸も3番・オーティズが2安打・2打点、更に4番・多村も3安打・3打点と好調をキープ。
強力オーダーが、その力を発揮したソフトバンク。今日の勢いを明日に繋げ、一気に今カードの勝ち越しを決めたいものです。

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