2010.07.11 SUN
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延長戦にまで及ぶ昨日の死闘を、サヨナラ勝利で掴んだソフトバンク。2位・ロッテにゲーム差なしの3位と迫り、今日はそのロッテ2連戦の第2戦。ここで何としても連勝を決め、一気に2位へ浮上したいところです。
その試合でソフトバンクは、今季5度目の先発マウンドでプロ初勝利を狙う岩崎が、1回を三者凡退と上々の滑り出しを見せますが、2回に2死2塁から福浦に第5号2ラン。これでロッテに先制点を許してしまうと、続く3回にも西岡・今江の連続2塁打で1失点。序盤に計3点を失った岩崎は、5回にも無死3塁1塁のピンチを招いたところで、無念の降板となってしまいます。
何とかこれ以上の失点は防ぎたいソフトバンク。しかし岩崎に代わり、5回途中から登板した2番手・藤岡が今江にタイムリーを打たれると、無死満塁から金泰均に痛恨の押し出し四球。ベンチはたまらず3番手・森福をマウンドに送りますが、1死満塁からサブローに犠牲フライ。ソフトバンク、投手陣がロッテ打線の勢いに飲み込まれ、この回計3失点と5回で6点差をつけられてしまいます。
一方、早めに反撃に打って出たい打線でしたが、前半は毎回のように得点圏にランナーを置くも、ロッテ先発・マーフィーの前にあと一本が出ず、無得点の歯がゆい試合展開。
6点ビハインドの状況で後半に入ったソフトバンク。何とか流れを変えるべく続投した3番手・森福が6・7回の2イニングを計1安打・無失点の好投。ところが8回、4番手・甲藤までもロッテ打線に捕まり、サブローに第11号ソロ。すると9回に登板した5番手・金澤も、3本のタイムリーを浴び計4失点。終盤で大量11点差の辛い形となってしまいます。
そして繋がりを欠く打線は元気なく、重苦しいムードのまま迎えた9回裏の攻撃も、2番手・小林宏の前に三者凡退。投打が機能しなかったソフトバンク、連打なく散発5安打の無得点に終わり、ロッテに屈辱の完封負けを喫してしまいました。
打線は極度のタイムリー欠乏症に陥り、ここ3試合で1点のみとホームが遠い状態。更に投手陣との歯車がなかなか噛み合わず、悪い流れからどうしても抜けられないソフトバンク。13日からはオールスター前・最後の9連戦に突入し、まず最初は今季9勝2敗1分と大きく勝ち越している楽天との3連戦。ここで必ずいい流れを作り、9連戦で息を吹き返したいところです。

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