2010.07.13 TUE
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今日からオールスター前・最後の9連戦に突入するソフトバンク。まずは敵地・Kスタ宮城で最初のカードとなる楽天との3連戦に臨みます。
小雨が降る中始まったその初戦。ソフトバンクの先発はハーラー単独トップとなる12勝目を狙うエース・杉内。その杉内は1回を三者凡退と上々の立ち上がりを見せるも、続く2回に山崎武・嶋の連打で楽天に1点を先制されてしまいます。制球に苦しむ杉内は3回にも満塁から押し出し四球などで2点を失うと、4回には高須のタイムリーで更に1失点。本来の投球を取り戻せず、4点のビハインドとなってしまいます。
5回も得点圏にランナーを背負った杉内。それでもここは気迫で押し切り、何とか無失点で乗り切ると、直後の6回にここまで楽天先発・ラズナーの前にわずか1安打と沈黙していた打線が、ついに反撃を開始。先頭の田上がライト線へ2塁打を放ち、続く川崎も低めの球に上手くバットを合わせ、ライト線を突破するタイムリー2塁打。1点を返し、3点差としたソフトバンク。これで反撃ムードを高めますが、その後のチャンスで後が続かずこの回の反撃は1点止まり。すると7回に2死から松田が2塁打、8回には代打・長谷川とオーティズがヒットで出塁するも、共に後続が倒れてしまい無得点。
それでも、8回裏を3番手・金澤が危なげなく三者凡退で片付け、チームを鼓舞する好リリーフ。そのいい流れで逆転劇を狙い3点差を追う9回、先頭の小久保がバットを折られながらも力でレフト前に運び、執念で出塁。しかしここでも後続が倒れ反撃ならず、ソフトバンクは計7安打を放つも1得点と今日も打線が繋がりを欠いてしまい、楽天3連戦の初戦で悔しい敗戦を喫してしまいました。
これでチームは2連敗となり、日本ハムに並ばれ3位タイと、まさにここが前半戦・最後の正念場。最大の課題は、当たりは出るも深刻な決定打不足に悩む打線。何とか猛打復活への起爆剤が欲しいソフトバンク。明日こそこの苦境を乗り越えるべく、まずはがむしゃらに次の1点を求め、チーム一丸で必ず連敗をストップさせたいものです。

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