2010.07.17 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
5
0
3
1
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
1
R
H
9
11
2
8

 

雨天中止を挟み、2連勝中のソフトバンク。今日のオリックス3連戦・第2戦でも白星を収め、掴みかけているいい流れを本物にしたいところです。
その試合は、2回に早くもソフトバンク打線が大爆発。2死からぺタジーニがチーム初ヒットを放つと、そこから森本のヒットと長谷川の四球で満塁まで持ち込み、田上が右中間を破る走者一掃の3点タイムリー2塁打。これで一気に3点を先制したソフトバンクは、なおも打線を繋ぎ、2死3塁1塁から今度は本多が左中間突破の2点タイムリー2塁打。2死から5本の集中打を浴びせ、この回一挙5点のビッグイニングを作ります。
大量援護を貰った先発の和田は、直後の2回裏に連続2塁打で1点こそ失うものの、その後のピンチを力でねじ伏せ、ここを最少の1失点で乗り切ると、続く3回には打たせて取るピッチングで無失点。しっかり試合の中で立て直し、チームのいい流れをキープします。
すると4回、2死から田上がレフトスタンドの3階席へ突き刺す会心の第5号ソロアーチ。好調・田上の2試合連続となる一発で1点を加えると、2死2塁から本多もライトスタンドに飛び込む第3号2ラン。2回にタイムリーを放った2人の2本のアーチでこの回計3点を奪い、リードを7点に広げます。そしてまだまだ打線の勢いが止まらないソフトバンクは、更に続く5回にも森本の犠牲フライで1点を追加。5回までで大量9得点と前半で8点差をつけ、一気に試合を決めてしまいます。
また投げては、和田が4回から6回までの3イニングを無失点で終わらせ、終盤に入ったところで中継ぎ陣にスイッチ。そして7回を代わった2番手・甲藤が三者凡退の好リリーフを披露すると、続く8回は3番手・藤岡がオリックス上位打線を封じ込める力投。9回裏にも続投した藤岡は、無死3塁からセギノールにタイムリーこそ許すも、それでも落ち着いて後続をピシャリ。計11安打・9得点と猛打が爆発したソフトバンク、前半の大量得点差に守られ、オリックスに大勝し、6カードぶりとなるカード勝ち越しを決めました。
6回を6安打・3奪三振・1失点としっかり試合を作った先発の和田は、リーグ単独トップとなる12勝目をマーク。また3試合連続の2ケタ安打を放った打線。中でも本多・田上がそれぞれ4打点の大暴れを見せ、チームを勝利に導く大活躍。
今日も投打がしっかり噛み合い、これで3連勝。更に2位のロッテが敗れたため、6月29日以来・18日ぶりの単独2位へ浮上し、首位の西武とは4.5ゲーム差。首位追撃へ向け、ついに連勝街道に乗ったソフトバンク。更なる上を目指し、明日の勝利でまずは今季2度目となる同一カード3連勝を狙います。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート