2010.07.21 WED
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今季最多の6連勝で首位・西武に1.5ゲーム差まで迫ったソフトバンク。今日はその西武との直接対決・3連戦の第3戦。3日間に及んだ「鷹の祭典2010」、そして前半戦の最終戦を、しっかり白星で締めくくりたいところです。
その試合は1回、ソフトバンク先発・小椋が片岡にまさかの先頭打者ホームラン。いきなり西武に1点を先制されてしまうと、続く2回には1死3塁から細川にスクイズを決められ、更に1失点。
しかし2点ビハインドとなった直後の2回裏、好調打線がその小椋を援護し、先頭・多村の2塁打から松田の右中間フェンス直撃のタイムリー2塁打で1点。すると今度は3回に、1死2塁からオーティズがレフトスタンドへ第22号逆転2ラン。ソフトバンク、序盤で逆転に成功し、1点のリードを奪います。
打線の援護を受け、このリードを守り抜きたい小椋。4回には2死3塁2塁、続く5回には2死2塁1塁のピンチを背負うものの、バックの好守にも助けられそれぞれ無失点。5回まで毎回・得点圏にランナーを背負うも、我慢強く計2失点で投げ抜きます。
すると5回裏、前の打席で貴重な逆転弾を放ったオーティズが、レフトスタンド・ポール際へ2打席連発となる第23号ソロ。ホームランダービー・単独トップに躍り出る一発で、リードを2点に広げます。
このまま逃げ切りを図りたいソフトバンク。6回から継投策に入り、「SBM勝利の方程式」の攝津を投入。ところが、その攝津が片岡にまさかの同点2ランを浴びてしまい、試合は振り出しに。それでも攝津は、続く7回を西武・中軸に対し、わずか8球で三者凡退。更に8・9回は3番手・ファルケンボーグが危なげなく無失点に抑え、西武に勝ち越しだけは許しません。
この中継ぎ陣の踏ん張りに応えたい打線でしたが、6回以降はわずかヒット1本。9回も三者凡退に抑えられてしまい、試合はソフトバンク・今季11度目の延長戦に突入します。
そしてその延長戦で守護神・馬原がマウンドに登り、10・11回の2イニングをしっかり無失点に抑える力投。すると直後の11回裏、1死1塁から打席に入ったペタジーニが、ライトスタンド・ポール際へ今季2度目となる劇的サヨナラアーチ。死力を尽くした総力戦を制したソフトバンク、今季5度目のサヨナラ勝利で真っ赤に燃えた「鷹の祭典2010」の幕を閉じました。
これで連勝を「7」に伸ばし、貯金も6月13日以来となる今季最多タイの「11」。更に首位・西武との直接対決・3連戦で3連勝し、今カードが始まる前にあったゲーム差を、「3.5」から一気に「0.5」にまで縮めました。
明後日からオールスターが開催されるため、今日でペナントレースは一区切り。その前半戦の最後を最高の形で締めくくったソフトバンク。7月27日から再開する後半戦。この勢いを止めずに首位奪取、そしてリーグ制覇の流れへと繋ぎます。

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