2010.07.29 THU
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9連勝と快進撃を続けるソフトバンク。今日は2005年以来となる2ケタ・10連勝を狙い、楽天との今カード・最終戦。これまで通り投打をしっかり噛み合わせ、目の前の一勝を確実に掴みたいところです。
その試合で先発を任されたのは、前回登板で約3ヶ月ぶりの勝ち星を挙げた大隣。しかしその大隣は1回、山崎武の19号2ランで楽天に先制点を許すと、3回には鉄平のタイムリーと中村紀・ルイーズの2者連続アーチで計5失点。いきなり楽天打線に捕まってしまい、序盤で大量7点のリードを許してしまいます。
それでもマウンドに登った大隣は中盤に入った4回、気持ちを切り替え楽天打線を3人でピシャリ。するとここから本来のリズムを取り戻し、その後7回までの4イニングを無得点に抑える力投。序盤の大量失点の悔しさにも、今後へ向けて何かを掴むために、7回までしっかり投げ抜きます。
一方、大量ビハインドとなり、流れを変えたいソフトバンク打線。しかし楽天先発・永井の多彩な変化球の前に的を絞れず、7回まで散発の4安打。連勝で勢いに乗る打線でしたが、今日は繋がりを欠き、完全にその影を潜めてしまいます。
すると8回、この悪い流れが守備の乱れを招き、松田のタイムリーエラーで点差は8点に。しかし直後の8回裏、その松田が汚名返上とばかりにバットで奮起し、まずはレフトスタンド中段へ意地の第11号ソロを叩き込むと、9回には2死2塁1塁から、今度はライト前へ3安打・猛打賞となるタイムリー。終盤の8・9回で計2点を返し、粘りを発揮しますが、その粘りもここまで。序盤の大量失点が最後まで尾を引いてしまったソフトバンク、今季・勝ち越しを決めた楽天に悔しい大敗を喫してしまいました。
立ち上がりに課題が残り、今季8敗目となってしまった大隣でしたが、7回を9安打・7失点と悪いながらも、中盤以降は楽天打線を封じ、9奪三振・無四球と力投。また、好調・松田が3安打・猛打賞で2打点と孤軍奮闘。更に7試合連続安打に伸ばし、そのうちの3本塁打、そして4本の2塁打と、中長距離砲としてその力を存分に発揮。
7月14日から続いた連勝が「9」で止まってしまったソフトバンク。しかし首位の座は変わらず、明日からは敵地で1.5ゲーム差の3位・ロッテとの3連戦。今日の敗戦を引きずらず、まずは連勝の勢いを取り戻すべく明日のカード初戦を必ず勝利で飾りたいものです。

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