2010.08.15 SUN
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エース・杉内の完封勝利で日本ハムに2連勝を飾ったソフトバンク。今日はホーム6連戦を締めくくる日本ハム3連戦の最終戦。同一カード3連勝で勢いに乗り、明後日からのロード6連戦をいい流れで迎えたいところです。
その試合で、約1ヶ月ぶりの勝ち星を狙う小椋が今季16度目の先発登板。その小椋は、序盤3回で毎回ピンチを招きながらも要所で三振を奪い、粘りのピッチングできっちり無失点。すると小椋は尻上がりに調子を上げ、その後の4・5回を2イニング連続三者凡退と、前半5回までゼロを並べていきます。
しかし一方の打線は、苦手としている日本ハム先発・武田勝に苦戦。1回に本多がヒットを放つものの、その後4回まではノーヒットと、得点のチャンスすら作れません。それでも好投を続ける小椋を何とか援護したい打線は5回裏、ペタジーニがチーム2本目のヒットを放つと、長谷川が低めの変化球を思いっきり振り抜き、ライトスタンド最前列へ5月4日以来となる第2号2ラン。打ちあぐねていた武田勝をついに捕らえ、ソフトバンクが2点を先制します。
ところが直後の6回、そのリードを小椋が守りきれず、1死1塁から小谷野の第12号2ランで同点。更に糸井・二岡の連続2塁打で1点を勝ち越されてしまうと、代わって登板した2番手・金澤も大野のタイムリー2塁打で1点を失い、1死3塁2塁から金子誠のショートゴロの間に更に1失点。この回、日本ハム打線の打者一巡の猛攻で計5点を奪われ、逆転を許してしまいます。
先制したいい流れから一転、3点を追う苦しい展開へと変わってしまったソフトバンク。それでも7回、マウンドに登った3番手・森福がクリーンナップを三者凡退で片付けると、続く8回を4番手・藤岡が無失点に抑える好リリーフ。するとその裏、長谷川・川崎のヒットなどで2死2塁1塁のチャンスを作り、本多の今日猛打賞となるタイムリーで1点を返し、2点差に。反撃ムードを作り出し、9回裏の攻撃に逆転サヨナラ勝利への望みを託します。
しかしその9回。裏の攻撃にいい流れで繋ぐべく登板した5番手・水田が、先頭打者を打ち取るも、そこから日本ハム打線に捕まってしまい、4連打と犠牲フライでまさかの4失点。大量6点差に広げられてしまい、厳しい状況となってしまいます。
それでも粘る打線は9回裏、抑えの武田久から先頭・小久保が詰まりながらもセンター前に運ぶ意地のヒットを放つと、ペタジーニがライトスタンドへ特大の第9号2ラン。この一発で4点差とし、何とか食らいつくソフトバンク。しかし時すでに遅く、勝負どころでの失点が響き、日本ハムに悔しい逆転負けを喫してしまいました。
ホーム6連戦の最終戦を、白星で締めることが出来なかったソフトバンク。明後日からはロード6連戦の最初のカード、前回対戦で3連敗と苦渋を味わった首位・西武との直接対決3連戦。チームはここでのリベンジを誓い、首位奪還へ西武ドームへと乗り込みます。

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