2010.08.24 TUE
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ソフトバンクは、今日から本拠地・ヤフードームでオリックス・ロッテと続けて迎え撃つホーム6連戦に突入。ここで再びいい波に乗るべく、まずは最初のカードとなるオリックス3連戦に臨みます。
その初戦は1回から、いきなり打線が爆発。先頭・川崎のヒットと盗塁でオリックス先発・近藤を攻め立てると、松田の死球と小久保の四球などで1死満塁のチャンス。ここで多村が放ったライナー性の打球はレフトスタンドへ一直線に突き刺さり、自身5年ぶりの第20号に乗せる満塁弾。ソフトバンク、多村のグランドスラムで一挙4点を先制します。
一方、先発は8月10日以来・2週間ぶりの登板となったホールトン。そのホールトンは、1回に2死2塁、2回には2死1塁、3回は2死2塁と立ち上がりから毎回ランナーを背負うものの、落ち着いて後続をシャットアウト。要所を締める粘りの投球を見せ、序盤をしっかり無失点に封じます。
すると打線は4点リードの4回、2死から内野安打で出塁した本多の盗塁で2死2塁とし、松田に代わって守備から途中出場した森本がライト前へタイムリー。本多の足を活かしたソフトバンク、2死から効率良く1点を追加しリードを5点に広げます。
しかし直後の5回、ホールトンが坂口の第4号ソロで再び4点差に戻されると、続く6回には1死2塁からT-岡田に第31号2ラン。中盤でオリックスに2点差に迫られてしまい、ホールトンは降板となってしまいます。オリックスの一発攻勢の前に、逃げ切り態勢を作りたいソフトバンクはここから勝利への継投に入り、代わって2番手・甲藤が登板。その甲藤が後続を黙らせると、7回は3番手の攝津が死球でランナーを出すも無失点に抑え、続く8回には4番手・ファルケンボーグが三者凡退の好リリーフ。自慢の中継ぎ陣の無失点リレーで、オリックスに反撃の隙を与えません。
そして2点リードのまま迎えた9回は、守護神・馬原が登板。ところが1死3塁のピンチを招いてしまい、ワイルドピッチで1失点。土壇場で1点差にまで詰め寄られると、更にカラバイヨのヒットなどで2死2塁と一打同点の大ピンチ。しかし最後は代打の下山を見逃し三振に仕留め、何とかリードを死守。ソフトバンク、追いすがるオリックスを1点差で振り切り、先制逃げ切り勝利を決めました。
投げては、先発のホールトンが6回途中を6安打・6奪三振・3失点としっかり試合を作り、約1ヶ月ぶりの今季7勝目。また打っては、多村が満塁ホームランを含む2安打・マルチヒットを放ち、7試合連続安打中と好調をキープ。更に川崎・本多の1・2番コンビが揃って2盗塁と、その自慢の足で機動力を発揮。
ホーム6連戦・白星スタートに成功したソフトバンク。また他球場で西武が敗れたため、これで首位とのゲーム差が「0.5」と肉薄。今日の一勝はチームを活気づける大きな一勝。この勢いを持続させ、首位奪還へ一気に突き進みたいところです。

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