2010.09.02 THU
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9月の初戦を白星で飾れず、2位・西武には0.5ゲーム差、3位・ロッテにも1ゲーム差まで迫られてしまったソフトバンク。今日の日本ハム3連戦の第3戦は絶対に勝利で締めくくり、何が何でも首位の座を死守したいところです。
その試合でソフトバンクは、今季・日本ハムに2戦2勝と相性のいい山田に大事な先発を託します。その期待に応えたい山田は、立ち上がりの1回を無失点で抑えるも、続く2回に突如制球を乱してしまうと、ヒットと連続四球で1死満塁のピンチを招き、飯山の犠牲フライで1失点。それでも山田はその後の満塁のピンチを気迫で切り抜け、ここを最少の1失点で踏ん張ります。
日本ハムに先制点を奪われてしまったソフトバンク。一方の打線は、1回に先頭・川崎の11試合連続ヒットなどで1死2塁、2回には2死2塁、3回にも2死3塁と毎回得点圏にランナーを進めながらも、苦手の日本ハム先発・武田勝からタイムリーを放つことが出来ず、序盤3回は無得点。それでも4回、小久保・多村の連打で無死3塁1塁と再びチャンスを作ると、続く長谷川がレフト前へ貴重な同点タイムリー。ソフトバンク、打ちあぐねていた武田勝から小久保・多村・長谷川の3連打で、試合を振り出しに戻します。
ところが同点に追いついた直後の4回裏。試合の流れを引き寄せるべく、ベンチはここで先発・山田に代え、2番手・森福をマウンドヘ。しかしその森福が、先頭・大野にレフトスタンドへ出会い頭の第4号ソロを打たれ、ソフトバンクは再び1点を追いかける展開となってしまいます。
それでも森福が続く5回をこの試合初の三者凡退に抑えると、6回は3番手・甲藤が2死2塁1塁のピンチを招きながらも無失点。更に7・8回の2イニングを、4番手・攝津が日本ハム打線を無安打に抑える好リリーフ。自慢の中継ぎ陣が今日も安定感のあるリレーで、5回以降・スコアボードにゼロを刻んでいきます。
この中継ぎ陣の踏ん張りに応えたいソフトバンク打線。しかしそこにまたしても武田勝が立ちはだかり、5回から8回までわずか2安打に封じられ、得点を奪えず。しかし試合は1点差。ならば日本ハムが継投に入った最終9回の攻撃で何とか反撃に転じたいところでしたが、1死から代打・森本がヒットを放つものの、続く松田が痛恨のダブルプレー。幾度となくチャンスを作るも決定打を欠いたソフトバンク、日本ハム投手陣を最後まで捕らえることが出来ず、1点差負けで手痛い2連敗を喫してしまいました。
これで4カードぶりのカード負け越しとなってしまったソフトバンク。また他球場で西武・ロッテが今日もともに勝ったため、首位の座を西武に奪われ、更にはロッテに勝率で並ばれ、2位タイに後退。
大事なところで勝利を掴めず、首位の座を明け渡してしまったソフトバンク。しかしここがV奪回への踏ん張りどころ。明日からのオリックス3連戦でひとつでも多くの勝ち星を掴み、再び西武から首位の座を奪い返したいところです。

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