2010.09.03 FRI
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ここにきて苦しい2連敗を喫し、2位タイとなってしまったソフトバンクは、今日からスカイマークスタジアムでオリックス3連戦に突入。首位を奪還すべく、まずは連敗をストップさせ、再びチームに勢いを呼び込みたいところです。
その初戦でソフトバンクの先発は、今季5勝目を狙う小椋。しかしその小椋は1回、2死1塁からカブレラに第20号2ランを打たれ、いきなりオリックスに先制を許してしまうと、続く2回にも2死3塁から坂口にレフト前タイムリー。ソフトバンク、流れを掴めぬまま3点のビハインドとなってしまいます。
ならばすぐさま反撃に転じ、この3点差を跳ね返したいところ。しかし打線はオリックス先発・中山を捕らえられず、序盤3回はノーヒット。更に4回に、8月8日以来の1軍復帰となった松中が待望のチーム初ヒットを放つも得点には繋がらず、前半5回を1安打と沈黙してしまいます。
一方、徐々に調子を取り戻してきた小椋は、3・4回の2イニングで怒涛の5者連続三振と、オリックス打線から三振の山を築き、5回も先頭・大引から三振を奪い、これで6者連続三振。ところが突如2四死球などで2死2塁1塁としてしまうと、カブレラにタイムリーを打たれ、続くT-岡田には第32号3ランとこの回計4失点。なおも苦しむ小椋は続く6回にも、坂口のタイムリーで1点を失ってしまい、ここで無念の降板。代わって2番手・吉川輝が登板するも、1死満塁からワイルドピッチ。この回も計2点を加えられてしまったソフトバンク、重い9点差を負ってしまいます。
それでも直後の7回、この大量ビハインドにも強い気持ちで攻撃したい打線は、代打・ペタジーニが左中間への2塁打で出塁すると、続く多村もセンター前へヒットを放ち1死3塁1塁。ここで長谷川が上手い流し打ちでレフト前に運ぶタイムリー。ソフトバンク、3連打でついに1点を返します。
しかし8点差としたその裏、制球の定まらない吉川輝が1死満塁のピンチから犠牲フライで1点を失い、再び9点差となってしまうと、更に8回には後藤に第14号ソロ。ソフトバンク、4イニング連続失点で大量10点のビハインドとなってしまいます。
苦しい展開となるも、このままでは終われないソフトバンク。9回の攻撃で闘志を燃やし2死2塁1塁とすると、松田のレフト前タイムリーで1点。しかし後続が倒れ、反撃もここまで。最後に意地の1点を奪うも、オリックスの猛攻の前に大敗を喫してしまいました。
痛い3連敗となってしまい、これ以上の連敗だけは何としても避けたいソフトバンク。今日ロッテが敗れたため、2位タイは変わらずとも、勝った首位・西武とのゲーム差は「1.5」に。首位奪還、そして逆転優勝を飾るためにも、チーム一丸の全員野球を甦らせ、明日こそ必ず勝利でこの重苦しいムードを断ち切りたいものです。

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