2010.09.09 THU
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2試合連続の完封勝利で連勝を「3」に伸ばしたソフトバンク。今日は8月1日・ロッテ戦以来となる同一カード3連勝を狙う楽天3連戦の最終戦。しっかり勝利で締めくくり、連勝を更に伸ばしていきたいところです。
その試合でソフトバンクは、約2ヶ月間・白星から遠ざかっている小椋が先発。その小椋は1回にいきなり2死3塁のピンチを招くも、ここは川崎の好守に助けられ無失点。更に小椋は続く2回には2死2塁1塁、3回にも1死2塁と毎回得点圏にランナーを背負いながらも、要所で粘りのピッチングを見せ、序盤3回は何とか無失点で踏ん張ります。
しかし一方の打線が、今季初対戦となった楽天先発・松崎の前に3回までノーヒット。力投を続ける小椋に援護点を送ることが出来ません。それでも4回、キャプテン・小久保が右中間を深々と破る2塁打で待望のチーム初ヒットを放つと、今日3試合ぶりにスタメンに復帰した松中が、甘く入った直球を見逃さず豪快にフルスイング。グングン伸びた打球はそのままライトスタンドへ突き刺さり、松中の8月4日以来となる第9号2ランでソフトバンクが今日も楽天から先制点を奪います。
打線が奪った2点のリードをこのまま守りたい小椋。ところが先制した直後の5回に内野安打と2四球などで1死満塁のピンチを招いてしまい、ここで無念の降板。しかし、この場面を代わった2番手・森福が押し出し四球の1点のみで凌ぎ、満塁のピンチを最少失点で切り抜けます。
そして逃げ切りを図り、1点のリードを守るべく7回から3番手・攝津をマウンドへ。しかしその攝津が楽天打線に捕まり、まさかの3失点。これで逆転を許してしまい、一気に追われる展開から追う展開へと変わってしまったソフトバンク。すぐさま反撃に転じたい打線でしたが、7・8回の2イニングは楽天・中継ぎ陣の前に2イニング連続・三者凡退に抑えられ、点差を縮めることが出来ません。
すると9回に5番手・甲藤が1点を失ってしまい、終盤で3点のビハインド。それでも粘りを見せたい最終9回裏の攻撃。先頭・多村が三遊間への当たりに、1塁へ全力疾走し内野安打。5回以来となるヒットを放ち、逆転サヨナラ勝利へまずは先頭打者が出塁しますが、続く代打・ペタジーニが痛恨のダブルプレー。更に後続も倒れてしまい、結局この回も3人で攻撃終了。主砲の一発で先制したもののその後は打線が沈黙し、終盤で試合をひっくり返されてしまったソフトバンク。痛すぎる逆転負けで、楽天3連戦の最終戦を白星で締めくくることが出来ませんでした。
これで連勝が止まるも、他球場で首位・西武が敗れたため、依然ゲーム差は変わらず「1.5」のまま。しかし今日試合の無かった3位・ロッテとのゲーム差は縮まり「1.5」に。
明日から今季8勝12敗と負け越している日本ハムをヤフードームに迎え撃つソフトバンク。この3連戦では一つでも多くの勝利を掴み、逃げる首位・西武に何としても食らいついていきたいものです。

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