2010/10/17(日)第4回戦

福岡ソフトバンク vs 千葉ロッテ

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
  千葉ロッテマリーンズ 0 1 0 1 0 1 0 0 1 4 8 0
  福岡ソフトバンクホークス 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 7 0

13:00試合開始|ヤフードーム
第4回戦 2勝2敗0分|快晴 15℃|観客数:36,235人

 

昨日の第3戦を盤石の投手リレーで完封勝利を挙げたソフトバンク。初のクライマックスシリーズ突破、そして7年ぶりの日本シリーズ出場へ王手をかけて臨む今日の第4戦。真っ赤に染まったヤフードームでチームとファンの力を集結させ、いよいよ決戦の時を迎えます。
この大一番で先発を託されたのは陽。その陽は1回、落ち着いて無失点の滑り出しを見せるも、2回に今岡に第1号ソロを浴びてしまい、ロッテに先制点を許してしまいます。それでもここを最少の1失点で切り抜けると、続く3回はランナーを出しながらも、力のあるストレートで黙らせ無失点。ところが4回に2四球などで2死2塁1塁のピンチを招き、大松にセンター前タイムリーを打たれ、陽はここで無念の降板。リードを2点に広げられてしまったソフトバンクは、なおも2死2塁1塁のピンチ。しかし代わった2番手・金澤がそのピンチを乗り切り、ロッテの勢いを食い止める好リリーフ。
一方、試合をひっくり返したい打線でしたが、多村が2回と4回に2打席連続でヒットを放つもいずれも後続が凡退。ロッテ先発・渡辺俊をなかなか打ち崩せず、前半は無得点に封じ込まれる苦しい展開となってしまいます。
ならば守りから流れを引き寄せたいソフトバンク。ところが6回、この回から登板した3番手・甲藤が先頭・今江の2塁打などで1死3塁のピンチを背負い、続く金泰均のショートゴロの間に1失点。早めに反撃したいところでしたが、逆にロッテに3点差とリードを広げられてしまいます。
すると打線は、その後も渡辺俊の緩急巧みな投球に翻弄されてしまい、6・7・8回は3イニング連続の三者凡退。反撃の糸口を全く見つけることが出来ず、無得点のまま9回の攻防へ突入します。
そしてその9回。まずは表をしっかり無失点に抑え、何とかして劇的・逆転サヨナラ勝利へ望みを繋げたいソフトバンク。しかし、前の回から続投した4番手・藤岡が1点を加えられてしまい、手痛い4点差に。
それでも最後まで勝利を諦めず、意地を見せたいその裏の攻撃。先頭・本多が右中間フェンス直撃の2塁打で出塁すると、松中もレフト前ヒットで繋ぎ無死3塁1塁。このチャンスで、小久保が低めの球をきっちり弾き返しセンター前にタイムリー。ついに1点を返し勢いに乗った打線は、代わった抑えの小林宏から更にチャンスを広げ2死満塁。すると続く柴原への2球目が右足に当たり、押し出し死球で更に1点。これで2点差に縮め、そしてなおも2死満塁と一打同点、更に長打なら一気に逆転サヨナラ勝利の場面となり、ヤフードームのボルテージも最高潮に達します。しかし続く山崎の打球は、無念にもキャッチャーへのファウルフライ。ソフトバンク、2点差にまで詰め寄る粘りも、あと一歩のところで奇跡の大逆転勝利を起こすことは出来ませんでした。
しかし、ここまで湿りがちだった打線も最後に繋がりを見せ、当たりが戻って来た様子。中でも今季・チーム三冠王の5番・多村が2安打・マルチヒット。更に3番・松中と4番・小久保にもヒットが生まれ、中軸に打撃復調の兆し。
日本シリーズ出場に王手をかけながらも、今日は決められなかったソフトバンク。しかし敗れはしたものの、対戦成績は3勝2敗とまだ優位であることは変わらず。最後に掴んだ打線の勢い。今日の敗戦を価値あるものにすべく、明日こそ悲願の日本シリーズ出場を決め、ヤフードームで歓喜の胴上げを行いたいものです。