2019/07/29 (月)
球団

地元福岡が王者の青一色に!「鷹の祭典2019」

17日(水)の北九州市民球場、そして23日(火)~28日(日)まで本拠地ヤフオクドームで開催された「鷹の祭典2019」、地元福岡県での計7試合には、北九州での21,478人とヤフオクドームでの238,700人を合計した260,178人の来場者で球場が「チャンピオン奪Sh!ブルー」一色に染まりました。そして北九州や福岡の街も「鷹の祭典」カラーで彩られました。空港や駅、バスやタクシー運転手、銀行窓口も車のディーラーも宅配ピザのドライバーもあらゆる人々が着用。とにかく街のあちこちで『鷹の祭典ユニフォーム』を目にしました。

 多数のゲストも来場。ヤフオクドームでは23日(火)の国歌独唱はシンガーソングライター山崎あおいさん。本拠地の祭典初戦に華を添えていただきました。24日(水)にはシンガーソングライターの泉谷しげるさんがセレモニアルピッチで登板。「フォーク(シンガー)だけにフォークボール」と宣言した投球は山なりで最後はゴロに…。何度もマウンドをたたいて悔しがり「バカヤロー! ホークス勝て」と泉谷節全開でのエールをいただきました。そして26日(金)は今年4月のロンドン・マラソンで3連覇を達成して東京2020パラリンピック女子マラソン(視覚障害)の出場が内定している道下美里選手(三井住友海上)が始球式に臨みました。福岡在住の道下選手は昨年に続き2度目の登板。外角へ大きく外れる投球となりましたが、「周りから練習の時よりも良かったと褒められて嬉しかったです。去年は練習よりダメと言われて悔しかった。本番に強くなったということですね」と笑顔を浮かべました。

 そして、試合後のグラウンドでは光のセレモニーも開催されました。光るアーチ型バルーンや約50本のビッグフラッグを用いた幻想的な演出、巨大なクロスを使ってユニフォームデザインの「チャンピオン奪Sh!ブルー2019」のストライプを表現した、ダイナミックな光の演出が行われ、さらに24日、25日、27日には、楽曲提供をした6人組ハイブリッドロックバンド「AliA」も実際に登場しました。スケール感たっぷりのド迫力ショーによって、非日常的な空間が作り出されました。

鷹の祭典2019は残り1試合、8月19日(月)に京セラドーム大阪でのライオンズ戦で今年のフィナーレを迎えます。

2019年7月29日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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