ホークスが九州を元気にする活動「ファイト！九州」の活動の一環として取り組む「あなたの夢を叶えます」プロジェクト。
九州の子供たちから夢を募集してホークスが一緒に実現することで、子供たちを元気に、そして笑顔にしていきます。
今回夢を実現させたのは、宮崎県在住の山川 恵太郎（やまかわ けいたろう）くん（11歳・小学6年生）。
憧れの甲斐選手からキャッチャーのコツを学びたいという、恵太郎くんの夢が実現する瞬間をレポートします。

甲斐選手からキャッチャーのコツを学びたい

～叶えたい夢～

「ぼくは、宮崎県西都市の「クラブホークス」という少年団で野球をしています。ポジションはキャッチャーでキャプテンです。キャッチャーの甲斐選手にセカンド送球やキャッチャーとしてのコツを学びたいです。」

所属する少年野球チームではキャッチャーでキャプテンという大役を任されている恵太郎くん。技術的なこと以外にも、ピッチャーとのコミュニケーションやチームメイトへの声掛けの仕方に悩んでいるそうです。小学生最後の大会を1週間後に控えたこの日、甲斐選手から直接野球を教わるため、宮崎秋季キャンプが行われている生目の杜運動公園にやってきました！

まずはホークス選手の練習を見学！

球場に到着すると、まずはホークス選手の練習見学へ。メインスタジアムで打撃練習を見学して「パワーとか（バットの）芯に当てるのがすごく上手くてびっくりしました」とプロの技術を目の当たりに。その後サブグラウンドに移動すると、そこでは甲斐選手と海野選手がセカンドへの送球練習を行っていました。

『甲斐キャノン』を間近で見る絶好のチャンス。そのスピードと正確さに驚きながら、送球までの動作や軌道をしっかりと目に焼き付けました。

いよいよ憧れの甲斐選手とご対面！

練習が終わると、いよいよ甲斐選手から野球を教わる時間！挨拶をした後も緊張からあまり目を合わせることができない恵太郎くんに対して、甲斐選手は優しく声をかけてくれます。

セカンド送球のコツを学ぶ際には「大事なのは脚運びのリズム」と送球までのステップを繰り返し練習。甲斐選手から「肩慣らしとキャッチボールは別物。ステップは普段のキャッチボールから意識していこう」と基本動作を常に意識して反復練習する大切さを学びました。

他にもキャッチャーから1塁への牽制球やショートバウンドの止める時の体の使い方など、色々な技術を惜しみなく教えてもらいながら、甲斐選手の指導を次々とこなしていく恵太郎くん。その様子を見て、甲斐選手は「OK！OK！言うことないよ！」と絶賛。このまま頑張れば大丈夫と太鼓判をもらって嬉しそうな笑顔を見せました。

甲斐選手からのメッセージ

練習を終えた後は甲斐選手への質問タイム。翌週に控えた小学生最後の大会では初戦で強豪チームとの対戦が決まっていることについて、どんな気持ちで挑んだらよいか甲斐選手にアドバイスを求めました。

「キャッチャーは他の8人に見られるポジション。強い相手に対して自分が小さくなってしまうと不安はみんなに伝わってしまうから、いつでも堂々と。打たれても点をとられても試合が終わる最後まで堂々とするのが大事。今までやってきた自分を信じて常に前を向く、特にピッチャーは一番不安を感じやすいのでどんな時も寄り添ってあげる。キャッチャーはそういうポジションです」。プロの世界でレギュラーを勝ち取り、信頼を得てきた甲斐選手の言葉には重みがあります。

その後も、恵太郎くんは「甲斐選手のような太ももにどうやったらなれますか？」「僕がプロ野球になるまで野球続けていてください！」と様々な想いを伝えていました。

最後には甲斐選手から「試合勝ってよ！結果聞くの待ってるから。恵太郎くんが大きくなってプロになるまで6、7年。全然先じゃないし、一緒にプレーできたら嬉しいから、これからも夢に向かって頑張って！」と励まされ、1日の夢の時間を終えました。

一日を終えて

憧れの甲斐選手との練習を終えて「甲斐選手はすごく大きかったです。中学校に上がるまでにしっかり練習して、甲斐選手にも認められる存在になりたいです」と決意を新たにしていました。翌週に控えた大事な試合に対しても「全員堂々とプレーして盛り上げられるようチームみんなに伝えて、勝てるように頑張ります。甲斐選手に良い結果を報告したいです！」と勇気がわいた様子。

小学生最後の大会での勝利、そして将来ホークスで甲斐選手と一緒にプレーする日を目指して、恵太郎くんの夢への挑戦はこれからがスタートです！

ホークスが九州を元気にする「ファイト！九州」の活動の一環として行っている「あなたの夢を叶えます！」プロジェクトは今後も引き続き行っていきます。

ファイト！九州特設サイトではこれまでに実現した夢のレポートを公開中！