ホークスが九州を元気にする活動「ファイト！九州」の一環として取り組む「もっとあなたの夢を叶えます！」プロジェクト。
九州の子どもたちから夢を募集してホークスが一緒に実現することで、子どもたちを元気に、そして笑顔にしていきます。
今回夢を実現させたのは、長崎県在住の望月 勇吹（もちづき いぶき）さん（13歳・中学1年生）です。

～叶えたい夢～
「将来、大好きなソフトバンクホークスの選手を支える仕事をしたいと思っています。その中でも、アスレチックトレーナーになって怪我などで苦しんでいる選手の復帰までを支えたり、体調管理をして怪我しないようにサポートしたりする仕事に就きたいです。憧れの仕事について僕にはまだ学ぶ機会がないのでぜひプロの球団で体験して、学ぶ機会が欲しいです。」

お母さんが看護師で、病気や怪我をした人を支える仕事をしていて、人の役に立つような仕事をしたいと思っていた勇吹さん。お兄さんがスポーツトレーナーの専門学校に通っていることもあり、勇吹さんも同じ道を目指すようになりました。将来の夢を叶えるための第一歩として、8月11日（木・祝）に、タマホーム スタジアム筑後で、ストレングス＆コンディショニンググループ 2軍担当の鳥井田さん・大塚さんから仕事内容について、実際の現場で教えてもらうことが決定しました。

全体でのウォーミングアップ終了後は、投手陣のランニング練習の様子を見学。
ランニングメニューは200mを走り、1分間休憩してまた走る…を繰り返し。ここで、勇吹さんは、選手のランニングのタイムを測らせてもらうことに。選手への声のかけ方や、タイムを伝えるタイミングなどを教えてもらいながら、選手とのコミュニケーションを取ることができました。「投手は、できるだけ投球フォームを乱さずに投げ続けることが大切。安定したフォームを維持するための練習として、ランニングを取り入れているんだよ。ランニングもただ走るのを見るだけではなく、腕の振りが乱れていないか、本来使うべき筋肉が使えているか、そういったところもチェックしているんだよ。」
1つひとつのメニューに目的があることや、選手の表情や身体の使い方を注意しながら確認することの大切さを教えてもらうことができました。

最後は、室内で、選手の体幹トレーニングの様子を見学。
紙に記載されたトレーニングメニューに対して、選手が正しい方法でできているかどうかを確認したり、指導したりする姿を見学しました。
ストイックな選手が多いので、トレーニングをやりこみすぎないように、選手の様子を常に気にかける重要性を学びました。

ファイト！九州