2022/10/08 (土)
イベント

【ファイト!九州】憧れの本多コーチと一緒に野球がしたい

ホークスが九州を元気にする活動「ファイト!九州」の一環として取り組む「もっとあなたの夢を叶えます!」プロジェクト。
九州の子どもたちから夢を募集してホークスが一緒に実現することで、子どもたちを元気に、そして笑顔にしていきます。
今回夢を実現させたのは、大分県在住の橋本 蒼空(はしもと そら)さん(15歳・中学3年生)です。 今回は最初に、ご両親からの依頼をいただきました。

~叶えたい夢~
「子供は小さい頃から本多雄一コーチの大ファンで、本多コーチに憧れて小学校1年生から野球部に入り、今年の夏に中学野球(軟式)を卒業しました。現在は、硬式野球に転向して練習に励んでいます。彼の長年の夢は『本多さんと一緒に野球をすること』でした。彼に本多コーチのノックを受けさせて頂けると、彼の野球愛が益々強くなるかと思います。」

本多コーチが現役ホークス選手の時に、よく観戦に来ていた蒼空さん。本多コーチのグラブさばきに魅了され、それからずっと憧れの気持ちを抱いていたそうです。そんな憧れの本多コーチと、9月24日(土)の試合終了後に一緒に野球ができることが決定しました。直前までサプライズにしたいというご両親の想いから、蒼空さんは夢が叶うことを知らないまま当日を迎えることに…!

本多コーチとの面会

いよいよ面会当日。試合終了後のPayPayドームのグラウンドで、弟と一緒にキャッチボールができるとご両親から聞いていた蒼空さん。
グラウンドで弟とキャッチボールをしていると、目の前にずっと憧れていた本多コーチが登場しました。「蒼空さん、こんにちは!今日は蒼空さんの夢を叶えるということで、一緒に野球しましょう!」という本多コーチからの突然の声かけに、驚きと緊張のあまり言葉を失ってしまいます。
しばらく状況が飲み込めない蒼空さんを前に、「今何年生?野球のポジションはどこ?」
と本多コーチからの質問に答え会話を重ねていくことで徐々に緊張がほぐれていきました。

本多コーチからの指導

突然の状況に戸惑いつつも、まずはキャッチボールからスタート。
「肘の動きがいいね!もっと身体の前でボールを離すようにしよう。」と本多コーチから優しく声をかけてもらいます。
続いて、内野ノックを受けることに。ポジションがショートの蒼空さんは、内野守備の中で素早い捕球を課題としていました。そんな蒼空さんへ、捕球の際はボールをキャッチするまでスピードを落とさずに走ることを意識するように伝えます。また、「右、左」のステップで、ボールを優しくキャッチする方法を教えてもらいました。「右、左」と足を運ぶリズムを本多コーチは何度もお手本として見せてくれ、その動きを身体に染み込ませる重要性を学びました。

その他にも、「腕や肩の力をつけることは前提として、何より下半身をしっかり動かすことが大切。高校生や大学生にどんどん上がっていくと、悪い癖が付いてくる。なるべくその癖を取り除いて、基本動作を常に意識して反復練習をしていこう。」等、色々な技術や練習方法を惜しみなく教えてもらい、本多コーチからの熱い指導は終了しました。

本多コーチからのメッセージ

練習を終えると、本多コーチは蒼空さんに対して「自分がどうなりたいのかと、これだけは誰にも負けない!という気持ちを持っていたら必ず上手になる。支えてくださるご両親や周囲への感謝を忘れずに、しっかりと野球と向き合いながら楽しんでください!頑張ってね。」とエールを送りました。

夢の時間を終えて

「本多コーチを目指して野球を続けてきて本当に良かったです。今までにない経験ができました。今日の経験を糧に、これからも野球を頑張ります。本多コーチとは僕がプロ野球選手になって、再会したいです!」と目を輝かせて話してくれた蒼空さん。本多コーチが去った後は、緊張の糸が解け、実感が湧いてきたのか、感極まる様子もありました。
翌日以降、この日教えてもらったことを毎日欠かさず練習しているそうです。
高校生になっても大好きな野球を頑張ってください!蒼空さんの活躍をこれからも応援しています!

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