![]() |
監督コーチ会議を終えた王監督は春期キャンプへ向けての意気込みを語る |
ホークスの「監督・コーチ会議」が17日、ヤフードーム内で開かれ、王貞治監督(67)が掲げる「0・1秒スピードアップ」に向け、日本陸連強化委員長の高野進氏(46)が代表を務める「アスレティクス・ジャパン」社と業務委託契約を締結した。
会議で、コーチ陣には高野氏の著書「二軸走法」の本が配られた。「足の速い選手はいるけど生かし切れていない。教える我々は理論を理解していないといけないから」と王監督。江戸時代の飛脚や古武術の動きを取り入れ、右手と右足、左手と左足を同時に出して走る「なんば走り」。これをより進化させた「二軸走法」の解説書だった。
球団は本社の関連会社に、トレーニング方法など指導を仰ぐ委託契約先の調査を打診。400メートルの日本記録保持者でもある高野氏に白羽の矢を立てた。高野氏のチーム契約は初。2月1日のキャンプ初日から2クールは高野氏がチームに合流し、直接、指導にあたる。
(提供:西部日刊スポーツ新聞社)