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福岡で自主トレを再開した大隣投手はブルペン入りして47球を投げ込んだ |
2年目の大隣憲司投手(23)が大型新人の先輩として、対抗心を燃やした。27日、大学・社会人ドラフト1巡目の大場翔太投手(22=東洋大)が投げた1時間後に姿を現すと、高谷選手相手に47球。軸足に体重を乗せたフォームから直球に加えてスライダーとチェンジアップ、フォークボールも披露した。
2人の投球を見守った斉藤育成コーチは「落ち着きがある。去年の同じ時期に比べてもボールがきている。やはり1年やって冷静さがある」と先輩投手を評価した。大隣投手も「今年ブルペンは7回目くらいですが、ボールは今が1番いい」と自賛した。将来の左右のエース候補が刺激し合えば、投手陣の活性化にもつながる。大場投手にたきつけられたライバル心はキャンプを通じてさらに強まりそうだ。
(提供:西部日刊スポーツ新聞社)