2008/08/31 (日)

ホークス、13年ぶりとなる2戦連続引き分け

選手交代を告げる王監督も肩を落とし疲れた表情
選手交代を告げる王監督も肩を落とし疲れた表情

 ホークスがダイエー時代の95年以来、13年ぶりとなる2戦連続引き分けを記録した。この2日間の試合時間は9時間3分。王監督に元気がないのは、その疲労だけが理由ではない。「お互いにホームが遠いな。今は得点力が落ちているからね。夏のせいとかそういうふうに見ちゃいかんが、何か(バットが)振れてない気がするよね」。王監督は夏バテ気味の打線に、頭を抱えた。
 「(たたみ掛けて)行きたいところだけど、行かないのが今のうちの悩みだね」。王監督の現状分析は決して誇張ではなかった。8月は18試合で66得点、1試合平均3.67点、と7月の5.13得点(23試合118点)を大きく下回っている。8回途中から登板した水田投手、馬原投手、佐藤投手が無安打無失点リレーで西武の反撃を封じ込めたが、打線も延長10回以降は無安打。負けはしなかったが、2日間で西武の優勝マジックは「20」に減った。振り返れば、5位ロッテまで3ゲーム差、とAクラス争いも激しさを増してきた。

 

関連リンク >

(提供:西部日刊スポーツ新聞社

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. ホークス、13年ぶりとなる2戦連続引き分け