2008/09/16 (火)

ホークス、19安打を放つもサヨナラ負けを喫する

7回裏1死二塁、王監督はズレータ選手の中犠飛で生還したオーティズ選手のタッチアップが早いと抗議する
7回裏1死二塁、王監督はズレータ選手の中犠飛で生還したオーティズ選手のタッチアップが早いと抗議する

 ホークスが屈辱の記録的敗北を喫した。9回では今季最多となる19安打を放ちながら、ロッテにサヨナラ負け。19安打を記録しての敗戦は、ホークスとしては1リーグ時代の47年5月23日の阪神戦(10-11)以来、実に61年ぶりのことだ。王監督は「打線はなんだかんだ、よく取ったんだけどね。取ったら取られる、取ったら取られる、そういう流れだったな」と言った。
  7得点を奪っての4連敗。5位からはい上がるどころか、眼前のロッテに05年以来の3連戦全敗だ。「バットスイングにしても投手の腕の振りにしても向こうの方が上だったと言うしかない」と王監督はロッテとの差を認めた。
  2位で迎えた9月は2勝9敗。残り16試合で、クライマックスシリーズ進出圏の3位日本ハムまで3.5ゲーム差まで離された。正念場での大失速に王監督は「反面教師で、西武にしてもどんどん今年1年で変わってるし、我々も素直に取り入れていかないと」と言った。なりふり構ってはいられない。試合後、王監督は13日に昇格させたばかりのレストビッチ選手の2軍降格、中西選手の1軍合流を決断した。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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