2024/04/01 (月)
選手 ファーム

ホークスが手掛ける、野球振興・地域発展の取り組み。

ホークスが手掛ける、野球振興・地域発展の取り組み。

ファームに続き1軍も開幕し、いよいよプロ野球シーズンが到来しました!野球ファンの方は、楽しい野球漬けの毎日が続くことかと思いますが、中には観るだけでなくプレーするのも好きな方もいるのではないでしょうか?でも昨今は、気軽に野球ができる野球場や公園が減ってきています…。今回は、そんな現状を何とかできないかと考えた、福岡ソフトバンクホークスのある取り組みのお話しです。
ホークスでは3月に、地域連携協定を結んでいる八女市の「八女市立山球場」の修繕を行いました。これは、安心・安全な球場を増やして、誰もが野球を楽しめる環境を作りたい!という思いから始まったもので、八女市の皆さんのご協力のもとで実現。この八女市立山球場は築40年を超え、バックネット柱の錆が進行していたり、防球ネットに穴が開き危険な状態でした。そこで、ホークスが費用を負担し、バックネット柱や壁面、防球ネットの修繕・塗装を行ったものです。

球場を生まれ変わらせ活用する『スタジアムリボーンプロジェクト』

ずいぶん見栄えが良くなりました!経験ある方もいるかと思いますが、ふと触った鉄製の柱やイスが錆びだらけだったらテンション落ちますもんね…。また、防球ネットの修繕で安全に野球を楽しめる球場に生まれ変わったことが何より。これで打球のゆくえを心配せずに、安心して観戦・応援することができそう。今後、野球少年・少女や草野球を楽しむ皆さんに活用してもらえたら嬉しいです。
実はホークスでは現在、今回の八女市での取り組みをトライアル(試験運用)として、福岡県内各地の老朽化した球場を修繕し生まれ変わらせる『スタジアムリボーンプロジェクト』という取り組みを検討しているところです。これは、球場や公園を修繕し、そこで野球教室などのイベントを開催するという、各地域の野球&地域振興を図ろうというもの。今後、各自治体や企業の皆さまと連携し、持続的な活動を展開していきたいと思っています。

三田村市長に記念プレートの贈呈

野球の楽しさを、福岡・九州各地へ。

3月31日()八女市立山球場で、今回の修繕完了を記念するセレモニーが行われました。出席した、ホークスの太田宏昭専務は「たくさんの方に野球を楽しんでもらうための環境を整えたいという思い。この球場で練習をして、ホークスを支えてくれるような選手が出てきてくれることを楽しみにしています」と挨拶。八女市の三田村統之市長からは「立山球場が、美しく、安心・安全な場所に生まれ変わったことに心から感謝。子どもたちがここで健康に成長し、友情の絆を育んでくれれば」との言葉をいただきました。
セレモニー後は、地元の『八女ベースボールクラブ』を招待しての野球教室を開催。参加した部員20名は、投球指導・守備指導・打撃指導をジュニアアカデミーの新垣渚コーチらから受け、はつらつとした表情で野球を楽しんでいました。修繕した球場で野球に触れ、楽しんでもらう。こんな光景が、福岡の各地、さらには九州各地でも見られればいいなと思います。

野球教室の様子
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