2008/09/22 (月)

ホークス、全チーム負け越しの危機

9回表2死満塁、柳瀬投手が中村選手(手前右から2人目)から満塁弾を浴びると、王監督(後方右)はあきれた表情で交代を告げにベンチを出る
9回表2死満塁、柳瀬投手が中村選手(手前右から2人目)から満塁弾を浴びると、王監督(後方右)はあきれた表情で交代を告げにベンチを出る

 ホークスが96年以来、12年ぶりとなる「同一リーグ全チーム負け越し」の危機に陥った。西武に最終戦で敗れ、対戦成績は10勝11敗3分け。日本ハム、ロッテに続く3球団目の負け越しが決まった。「勝ち越したかったけどね。西武ぐらいにはね」。この2連戦まで10勝9敗と唯一、勝ち越していただけに、王監督も落胆を隠せなかった。
  王監督が求める野球を、首位西武に見せつけられた。2点を追う9回。2点を失い、なお満塁の場面で、柳瀬投手が中村選手に43号グランドスラムを浴びた。「最後の本塁打は実力というか、今年の本塁打王というのを実証されちゃったよね」。対照的にホークスは9回裏に3点を返し、なお2死満塁で多村選手が空振り三振に倒れた。借金は、97年のシーズン終了時以来の8まで膨れた。6試合を残す最下位楽天にだけ勝ち越すチャンスは残っている。その楽天とは2.5ゲーム差だ。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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