2009/01/14 (水)

杉内投手、今年初めてのブルペン入り

今年初めてブルペン入りした杉内投手は、WBC公式球も使って56球を投げ込んだ
今年初めてブルペン入りした杉内投手は、WBC公式球も使って56球を投げ込んだ

  杉内俊哉投手(28)が新球ツーシームで世界連覇する。13日、薩摩川内市内で合同自主トレを続ける左腕が今年初めてブルペン入りし、56球を投げ込んだ。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)公式球も使い、直球と全持ち球に加え、実戦で未使用のツーシームにも好感触を得た。「縫い目が粗くてすき間がある。空気抵抗が大きいからよく曲がる。ツーシームは落ちるし、シュートする幅も広い」。ボールの縫い目に沿って握り、回転数を減らすことで微妙な変化を生む変化球。ネット裏では阪神・岩田投手と西武・松永投手が「むっちゃ曲がってます」と、変化球の鋭さに驚きの声を上げた。
  杉内投手「球に合った球種にしないといけない。日本で通用した球が通用しないかもしれない。真っすぐを投げたいけど、ダメならツーシームを投げられるようにならないといけません」。
  “初投げ”を終えた杉内投手は「すぐ試合に入っていけるという実感。ほぼ完ぺきだし、不安はない。体に力強さを感じる」ときっぱり。国際大会は五輪を含めて未勝利の左腕が頼もしい言葉を並べた。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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