王会長が21日に埼玉・所沢市の早大キャンパスで講演を行った。講演では立ちっぱなしで約30分間、みずからの野球観などについて熱弁を振るった。詰めかけた約750人の学生らを相手に「仕事そのものにハングリーなことが大事。私は本塁打でも常に不満を持って『もっと強く、もっと遠くへ』と思ってやってきた」などと訴えた。聴衆の中には来賓として訪れた中日・山本昌投手やロッテ・小宮山投手の姿も。山本昌投手は「『世界の王』と呼ばれながら、あの謙虚な姿勢はすばらしい。自分もああいう人になりたいと思った」と身を引き締めていた。 |
(提供:西部日刊スポーツ新聞社) |