2009/01/23 (金)

本多選手、ヒップに磨きをかけて盗塁数をアップ

ロッテに入団した井口選手にライバル意識を燃やし打撃練習を行う本多選手
ロッテに入団した井口選手にライバル意識を燃やし打撃練習を行う本多選手

  本多雄一内野手(24)が22日、宮崎市での自主トレを公開し、左右バランスの取れたお尻こそ、盗塁数アップの秘策だと明かした。「左のお尻の方が小さいので、今鍛えています。(盗塁の)スタート切る時の力が弱かったと思って」。直立姿勢から片足を1歩前に踏み出し、ひざを屈伸する「ランジ」と呼ばれるメニューで左の股(こ)関節の強化を意識。右に比べてちょっぴり小ぶりなヒップに磨きをかけている。
  佐賀・嬉野温泉で8日まで行った1次自主トレ中に訪れたジムで、高齢者向けリハビリトレーナーに指摘された。昨年はリーグ3位の29盗塁。チーム最多ながら終盤20試合でわずか1個と失速し、首位の西武・片岡選手の50個とは大差がついた。「9月に入ってうまくスタートが切れなかった。蹴る力がいるなと感じていた」。
  股関節の正しい動かし方を習慣づけ、周辺筋肉の強化を続ける今季は「40盗塁以上」と2年前の自己記録34盗塁の更新を目標に置いた。勝負どころも増やし、09年型「本多ニューエンジン」は威力を発揮する。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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